京畿道・水原の世界文化遺産「華城(ファソン)」で、韓国の歴史に触れる旅へ
電車や車でソウルから南へ約1時間~1時間30分の京畿道(キョンギドウ)・水原(スウォン)。世界遺産、水原華城(スウォンファソン)のある城郭都市です。水原華城は、朝鮮王朝時代、第22代の王、正祖(チョンジョ)により、首都の南側の国防要塞として建立されました。朝鮮王朝歴史上もっとも悲劇的で天才的と記される正祖はドラマ『イ・サン』の主人公にもなり、華城行宮 (ファソンヘングン)はロケ地としてドラマでも撮影されました。若き王の物語を感じることができる場所です。
世界文化遺産「水原華城」で、歴史を辿る
「水原華城」の四大門は、風水に基づき東西南北に配置されています。門にはそれぞれ色のついた旗がはためいており、方角の目印になっています、青は東、白は西、赤は南、北は黒。写真は白の旗が西の目印となった「華西門(ファソムン)」。水原華城観光特区京畿道水原市八達区正祖路777番キル16, ※八達門観光案内所基準
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http://www.swcf.or.kr/japan/韓国国弓体験もできる、「錬武台(東将台)」
水原華城の城郭には、王を守る兵士たちが刀と槍、弓などの武芸を錬磨し訓練した「練武台(ヨンムデ=東将台[トンジャンデ])」が。国弓の体験もできます。錬武台(東将台)京畿道水原市八達区梅香洞
気球から水原を一望できる「フライング水原」
気球に乗って上空から水原華城を一望できる、「フライング水原」。青の旗がはためく東の「蒼龍門(チャンニョンムン)」へ城壁に沿って歩くと見えてきます。気球からは水原の街並みを360度眺めることができます。フライング水原京畿道水原市八達区京水大路697
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http://www.flyingsuwon.com/水原を観光しながら「華城御車」で移動
水原華城の城壁を周遊する、華城御車(ファソンオチャ)。純宗皇帝の車と朝鮮時代に国王が乗った輿がモチーフとなっています。歩くと約4時間はかかるという水原華城観光。華城御車は城壁のすぐ側を通り、日本語の音声案内もあるため、ゆっくり観光できます。華城御車(華西門停留所)京畿道水原市八達区梅香洞