AP/アフロパトリック・チャン選手(カナダ)
2014/2015シーズンは休養したものの、また氷上に戻ってきてくれたパトリック・チャン選手。
エアリーなスケーティングが生み出すスピード感、精確なジャンプ、深いエッジワークは溜め息が出るほど心地よく、天下一品。まさにフィギュアスケート界のレジェンドの1人です。
『家庭画報』で何回か密着取材をさせていただいていますが、スケートをこよなく愛し、すべてをありのままに率直に語ってくれる、好青年でした。
五輪を目標に復帰したものの、今シーズンはややジャンプに苦しんでいる様子でしたが、1月半ばに行われたカナダフィギュアスケート選手権で見事優勝。休養していたシーズンを除き、2008/2009以降、2017/2018まで優勝を飾っています。
平昌五輪を最後に現役を引退してしまうのではないかともいわれているパトリック。
彼のスケーティングを目と心に刻みながら、パトリックが思い描く滑りに近いパフォーマンスを演じきることができるよう、見守っています。