家庭画報の手土産 第8回(全28回) 美しく、そして美味しい手土産は、私たちにとって相手を大切に想う心を伝える必携アイテムです。この特集では家庭画報ゆかりの皆さまや、家庭画報編集部の「美味手帖」から選りすぐりのアイテムを、セレクトしたエピソードとともにご紹介します。
前回の記事はこちら>> [神楽坂へ]江戸の粋とほのかなフランスの香りを楽しみに
古い花街らしい佇まいを残す神楽坂は、仏国営の語学学校などもあることからフランス人にも人気の街。手土産になるユニークな美味がいっぱいです。
中山さんの故郷・群馬県の赤城山に縁ある神社。「神社ができた16世紀には、ここから赤城山が見えたそうです」という宮司さんのお話に中山さんも驚きの笑顔。●赤城神社 東京都新宿区赤城元町1-10訪ねる人
中山秀征さん・白城あやかさんご夫妻
ご近所や縁の場所に美味なるものがあれば、ぜひ手土産にしてお相手を喜ばせたいもの。「家庭画報」編集部も地元発の誠実な味に日頃から親しみ、手土産として愛用しています。編集部お墨付きの美味名店に、中山秀征さん・白城あやかさんご夫妻をご案内しました。
オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド
神楽坂の街を見下ろす2階のサロン・ド・テで、くつろぐお二人。「手土産を探すお散歩デートも楽しいものだね」「また神楽坂に遊びに来ましょう!」。小さな宝石(ビジュー)のようなメレンゲ菓子に歓声
ガラス張りの吹き抜けの店内にはきらめくシャンデリア、ゴールドや黒をさりげなくあしらったバロック調のインテリア、そして手のひらにのるほどの小さなメレンゲ菓子「メルベイユ」が愛らしく並ぶショーケース。「いきなりフランスに来たみたい!」と白城さんも歓声を上げます。
ベルギーと北フランスの郷土菓子をベースにしたメルベイユは、ふわふわのメレンゲに各種クリームやナッツなどを組み合わせた美しくもはかない口溶けが魅力のお菓子。
メルベイユ(1個330円、16個入り5600円)は箱もお洒落。チョコレート、チェリー、プラリネなど常時6種類前後の味わいが用意されています。丁寧な扱いが求められる手土産になりますが、差し上げたときの相手の笑顔を思い浮かべれば、その甲斐があるというもの。「差し上げる側もうきうきするお手土産ですね」(白城さん)。
「なかなか決められません(笑)」と白城さん。下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 Information
オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド
東京都新宿区矢来町107-2
撮影/平岩 享(中山さん、白城さん) スタイリング/上野健太郎(中山さん) 取材・文/露木朋子 ※特集内でご紹介する商品の情報、価格は2022年9月7日現在のものです。 事情により内容が変わる場合がございます。 商品のお取り寄せをご利用時、別途送料がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。
『家庭画報』2022年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。