この季節、鍋の具材として大活躍する春菊ですが、生のままでも食べられる野菜だってご存知ですか? 春菊の旬は“春”ではなく11月から2月で、この時期の春菊は葉がやわらかく、サラダにぴったりです。
やわらかい葉の部分は摘み、茎は斜め薄切りに。手づくりのすし酢と長ねぎ、韓国のりを加えてあえ、最後に赤唐辛子をふってピリ辛に仕上げます。手作りすし酢は冷蔵庫で2週間ほど保存がききますが、酢大さじ1、砂糖小さじ2強、塩小さじ1/3を混ぜ合わせたもので代用してもOKです。
春菊には免疫機能を高めるβ-カロチンもたっぷり。さっぱりとおいしい春菊サラダを食べて、風邪も予防しましょう。『からだが喜ぶ! 藤井恵のおつまみ献立』より。
【材料 2人分】
・春菊 100g
・長ねぎ 10cm
・韓国のり 1パック(5g)
・A [すし酢(下記参照) 大さじ2/ごま油 小さじ1]
・粗びき赤唐辛子 適量
■すし酢(作りやすい分量)
・B [酢 1カップ/砂糖 80g/塩 大さじ1と1/2]
・昆布 5cm角1枚
【作り方】1:すし酢を作る。ボウルにBを入れて混ぜ、保存容器に移し入れ、昆布を加える。
2:春菊は葉を摘み、茎は斜め薄切りにする。長ねぎは斜め薄切りにして水にさらし、水気をきる。
3:ボウルにAを入れて混ぜ、長ねぎ、春菊の葉と茎、韓国のりを加えてあえる。
4:器に3を盛り、粗びき赤唐辛子をふる。
人気料理研究家・藤井恵さんが、家族と自分の健康のために考えた自信作ばかり112品を大公開。野菜たっぷり、脂肪や甘みは控えめのヘルシーな秘蔵レシピ集です。居酒屋メニューに着想を得て、家庭でも作りやすく、アレンジをくり返した「居酒屋 藤井亭」厳選のお品書きをお楽しみください。
藤井 恵(著)