大都会を見渡す吹き抜けのプライベート・プール。居住空間内に設置されたプライベート・プールは、都市を一望できる贅沢な場所。屋外の風を感じながら心地よい時間を過ごすことができる。圧倒的なラグジュアリー感、スケール感と絶景
間取り、デザイン、すべてにおいて高いクオリティが追求された「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」。その中には、専有面積が1000平方メートルを超える住戸もあります。この眺望絶佳な住まいの全居室からは、都市の展望が楽しめます。
また、家族用エントランスのほかにゲストを招いての特別なおもてなしに対応するエントランスも設けられ、その先には2面を大開口とするフォーマルリビングやプール、ダイニングなどがゆったりと配されており、晴れやかな非日常性を楽しむための提案がなされています。
Dining room厚みのある無垢材を用いた大テーブルとペンダントライトは、この部屋のためだけにつくられたトニー・チーのオリジナル作品。Bath roomサウナを備えたビューバスはソリッドで静謐なムード。それだけに窓から見える大都会の動的な景色に魅了される。Dressing room一日の始まりへの期待を高めてくれる品格あるドレッシングルームは主寝室脇に配置。Bed room東京タワーを一望する全面開口の窓を備えたゲストルーム。安眠のための程よい落ち着きも提案されている。ここにあるのは、都市の豊かさを享受する暮らし
堂々たる趣を備えながら、住まい全体にリラックスした空気を感じるのは、インテリアデザイナー、トニー・チーの高いデザイン力のなせるわざ。この場所でいかに過ごすかを念頭に、それぞれの空間にふさわしい広さや内装、オリジナルの家具などを配置し、絶妙のさじ加減で心地よさが創出されているのです。
彫刻作品や油彩等々、住居内の要所要所にはその洗練された空間に合わせて選ばれたアートが絶妙に配されている。そうして生まれるこの家での暮らしを、チーは「エッセンシャル・リビング」と称します。その言葉が意味するのは、物質的な価値を超えた、本質的に豊かな暮らし。豊かさとは、高価な宝石だけを指すのではなく、精神的に充足した日常の中にこそあり、その実現のためにきめ細やかにデザインを配慮したのが、このレジデンスだというわけです。
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」の高層フロアには、内装や間取りを購入後に自由に設計できるスケルトン状態の「オーダーメイド住戸」も数戸用意されている。このような形での住宅販売は、ニューヨークや香港などではよくあるが、日本では稀。収納スペースを多くしたい、ゲストを招くためのパーティスペースを充実させたいなど、用途に応じたカスタマイズで理想の住まいが実現できる。チーの言葉を受け、改めて住まいの中に立つと、どこから見ても目に入る景色が美しいことに感動します。それはまさに“配慮された”デザインの結果なのでしょう。館内にあるジムやレストランなどで心身のウェルネスを高め、足もとに広がる都市と心地よくつながる。エッセンシャルな暮らしが、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」から始まります。
撮影/本誌・西山 航 取材・文/冨部志保子 スタイリング協力/山田喜美子
『家庭画報』2022年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。