【減塩法】
天野先生が効果を実感「野菜スープ」で味覚が変わる!
天野先生が減塩法として大絶賛するのが「野菜スープ」。ご自身の血圧値が気になっていたとき手に取った本に出ていた料理です。
野菜の持つファイトケミカル(抗酸化物質)が免疫力を高め、がんや生活習慣病の予防に効果があるとの内容に納得し、さっそく実行しました。
「しばらく続けて気がついたのは、味覚が変わったこと。最初は物足りないのですが、慣れると今までの味つけが濃く感じられ、自然に減塩ができたのです。今では診察室で血圧が高めの患者さんにもすすめています」
4つの野菜を基本にトマト、ブロッコリーなど旬のものを足して自分なりの工夫を。いろいろ試した天野先生によると「りんごを加えると甘みが増しておいしい!」とのことです。
【野菜スープの作り方】
1.キャベツ、にんじん、玉ねぎ、かぼちゃ各100グラムをそれぞれ一口大に切る。
2.鍋に(1)を入れて、野菜が浸かるくらいの水(約1L)を加える。
3.沸騰したら蓋をして弱火で20分煮込む。
*玉ねぎの皮、かぼちゃの種やワタ、にんじんのヘタをだし漉し袋に入れて一緒に煮込むとファイトケミカルがより抽出される。参考文献『ハーバード大学式免疫力アップ!いのちの野菜スープ』髙橋 弘著(世界文化社)
*NPO法人性差医療情報ネットワーク「女性外来マップ」では、女性外来を開設している医療機関(2018年現在約300か所)のリストを公開。
URL:
http://www.nahw.or.jp/hospital-info*「女性外来オンライン」(天野惠子先生主宰)では、天野先生ご自身が厳選した女性の健康の回復や維持に役立つ信頼性の高い情報を発信しています。
公式サイト「女性外来オンライン」:
https://joseigairai.online/YouTube
「女性外来オンラインチャンネル」はこちら>> 撮影/鍋島徳恭 イラスト/佐々木 公〈sunny side〉 取材・文/浅原須美
『家庭画報』2022年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。