骨格矯正士 清水ろっかんさんが指南。ゆがみをリセットして視界をクリアにする「眼窩ほぐし」

教えてくれたのは――
清水ろっかんさん柔道整復師、骨格矯正士。整体サロン「ろっかん塾」主宰。不調改善や若返りのゴッドハンドと呼ばれ、さまざまなメディアに出演。著書に『眼圧リセット』（飛鳥新社）、『「聞こえ」がよくなる! 耳穴スイッチ』（世界文化社）他。

・前編「ゆがみをリセットすることは視力回復にもつながる」＞＞

視力低下の原因を気持ちよくほぐして解消しながら眼窩（がんか）を広げるマッサージをご紹介します。

ぼやけた視界をクリアにする「眼窩ほぐし」

※メイクをしている場合は、手と顔の間にティッシュを1枚挟んで。お風呂上がりに行うのが最もほぐれやすくておすすめ。

1）頭の後ろで両手を組み顔をやや下に向ける
頭の後ろで両手を組み、親指以外の指を頭にしっかりと当てて固定する。親指を頭蓋骨と首の間のくぼみに当て、顔をやや下に向ける。

●ポイント：顔を少し下げることで指が当てやすくなる。親指の先から腹あたりを首に当てて。

2）頭蓋骨まわりの左右各4カ所を押す
親指以外の指は頭の後ろに組んだまま、両方の親指で頭蓋骨のまわりを押し揺らす。頸椎（けいつい）から耳に向かって左右各4カ所を行う。

●ポイント:心地よいと感じるくらいの強さで行って。指を軽く揺らしながら押すとさらにほぐれやすい。

3）眉毛の下あたりに右手のふくらみを当てる


右手親指の付け根のふくらみ（母指球）を、右眉毛の生え際付近にある目の上のくぼみに軽く添える。左手は後頭部に置く。

4）右手を眼窩に押し当て左手で頭を押す
3）のままやや下を向き、眼窩を上へと押し広げるように30秒ほど右手を頭のほうに押す。同時に左手で頭を押し、眼窩に圧をかける。左側も3）4）を同様に。

●ポイント：右手と左手で押し合うよう、眼窩に圧をかけて。下がった前頭骨を押し上げるイメージで。

女優・熊谷真実さんも効果を実感！
「視力が悪くてコンタクトが手放せませんが、清水先生の施術で視力が両目で0.7もアップ。感動し、自宅でも「眼窩ほぐし」を実践しています。視界がクリアになって、気分も晴れ晴れ！」（熊谷真実さん）

視力強化の新習慣

ちょっとした生活習慣が視力回復をサポート。簡単にできるので、ぜひ実践を！

適度に日光を浴びると近視の進行の抑制に
近視の抑制に、太陽光に含まれる波長の短い紫色の光が関係すると、2017年に慶應義塾大学医学部の研究チームによって明らかに。近視の進行を抑制する遺伝子を活性化させるので、1日1回は外に出て適度に日光を浴びて。

「横向き寝」で首コリをリセット

仰向けで寝ると、骨盤がマットに押し上げられて傾きます。すると、連動する背骨や首の骨にゆがみが生じ、周囲にコリが発生。腰に負担がかからないよう、横向きで寝るのがおすすめ。