がん遺伝子パネル検査
生検や手術などで採取されたがんの組織を用いて、合う薬があるかどうかを調べる検査(保険適用には条件がある)。この検査により、がん細胞に起きている数十~百種類以上の遺伝子の変化を調べ、がん細胞の遺伝子プロファイルを作成、遺伝的特徴に適した薬剤を検討する。個人に合わせた治療の可能性が広がったが、その遺伝子変異に対応した薬剤がまだ存在しないこともある。
認定遺伝カウンセラー
遺伝医療を必要としている患者や患者家族に対し、臨床遺伝の専門医と連携して医学的な内容を理解できるように説明を補い、将来的な課題についてサポートするなどの役割を担う。現在、認定遺伝カウンセラーは300名余り。出生前診断、がんゲノム医療、薬理遺伝などさまざまな領域でのニーズが高まっている。
DTC遺伝子検査
DTCとはDirect to Consumer、つまり私たち消費者が医療機関を介さずに直接購入できる、将来かかりやすい病患のリスクを知るための遺伝子検査。遺伝情報取扱協会(AGI)では、「個人遺伝情報を取扱う企業が遵守すべき自主基準」を公開し、「遺伝子検査ビジネス実施事業者の遵守事項」を発する経済産業省とともに適切な事業実施に対応。
がんや生活習慣病の疾患リスクや肥満、肌の体質など約360項目を解析する遺伝子検査キット。遺伝的な体質を踏まえた具体的なアドバイスが得られるので、生活習慣の見直しに役立つ。検査は簡単で、自宅で唾液を採取・返送するだけで、3~4週間後にWebとアプリで結果が確認できる。130万件以上の遺伝子検査実績がある国内自社研究所で解析。「Genesis2.0 Plus」1万4900円。
お問い合わせ/ジェネシスヘルスケア フリーダイヤル:0120-863-438
https://genelife.jp/ge2