神坂雪佳『百々世草』より「狗児」 紙本木版多色摺 1909〜10(明治42〜43)年刊 細見美術館蔵2022年春、京都・細見美術館で開催された本展が、東京にやって来る。
本阿弥光悦や尾形光琳ら琳派の活動や作風に共感し、近代の京都において図案家・画家として活躍した神坂雪佳。上の「狗児」をはじめ、金魚や猫などの愛らしい作品が人気だ。
本展は、俵屋宗達、光琳、酒井抱一など江戸時代の琳派を辿りながら、雪佳の絵画、図案集、デザインした工芸品を紹介する。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2022年12月号掲載。
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