プレステージ シャンパーニュメゾン、クリュッグが毎年実施している「クリュッグ×単一食材」プログラム。実にユニークかつクリエイティビティに満ちた取り組みの全貌を、家庭画報.comでご紹介しましょう。
1843年にフランスのランスで、ヨーゼフ・クリュッグによって創業したクリュッグ。区画ごとに分けたブドウ畑で、それぞれの個性や魅力をもって実るブドウから単一品種のワインを造り出し、それを独自の経験値と美意識をもってブレンド。この手法によって「天候に左右されず、常に最高品質のシャンパーニュを造る」というメゾンのアイデンティティを、6世代、179年にわたって守り続けている稀有なラグジュアリーブランドです。
クリュッグ×単一素材プログラム
2022年のテーマは「ライス」
そんなクリュッグが新たな挑戦として取り組んでいるのが「単一素材」プログラム。ブドウという単一素材からシャンパーニュを生み出すクリュッグが、「単一の食材に光を当てて敬意を表そう」というアイディアのもと、毎年1つの素材を選出。世界各国で腕を振るうクリュッグアンバサダーシェフとともに、至高のマリアージュを考案しています。7回目の今年は「ライス(米)」をテーマに、日本人シェフ5名を含む世界25か国計75名がオリジナルレシピにチャレンジしました。
未知なる美味が次々と披露された
「KRUG × RICE 4 HANDS DINNER」
10月24日(月)には大阪御堂筋にある「SUGALABO V」にて、クリュッグアンバサダーシェフの1人であり、日本が世界に誇る須賀洋介シェフと、フランスでミシュラン3つ星を獲得した唯一の女性シェフ、アンヌ=ソフィ・ピックがそれぞれのライスメニューを披露する「KRUG × RICE 4 HANDS DINNER」を開催。
今回のスペシャルディナーの会場は、大阪の心斎橋、ルイ・ヴィトンメゾン大阪御堂筋7階にある「SUGALABO V」。アンヌ=ソフィ・ピックシェフ(左)と、須賀洋介シェフ(右)。このディナーで使われたライスは、須賀シェフが奈良で栽培している「SUGALABO 米」。前日にアンヌ=ソフィ・ピックシェフとともに奈良へ赴き、この日のために一緒に収穫してきたといいます。まさに精米したての輝くばかりの新米が、様々な料理へと姿を変え、クリュッグとともに供されました。
須賀シェフの2皿目は丹波赤鶏にフォアグラ、セップ茸、そして銀杏やにんにくなどが複雑な味わいを醸すピラフ。「クリュッグ ロゼ 20 エディション」とともに。須賀シェフとアンヌ=ソフィ・ピックシェフが交互に繰り出す料理は、米を主食とする日本人にはカルチャーショックを与えるほどの新鮮な味わい。米も一つの野菜であること、既成概念にとらわれずにチャレンジする素晴らしさ、そしてそれらひと皿ひと皿をさらなる未知の美味へと誘うクリュッグの魅力に酔いしれる宴となりました。
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