玉子焼き
【材料 玉子焼き器1台分】
・卵 大3個
・芝海老※(殻付き) 350g(むき身で150g)
・やまと芋 15g
・砂糖(上白糖) 50g
・塩 ひとつまみ
・みりん、酒 各20cc
・醤油 小さじ1/3
・サラダ油 少量
※ 海老はバナメイ海老などの小海老、また白身魚のすり身やはんぺんを利用しても。
【作り方】
1:海老をむき身にする。まず頭胸部をはずし、腹部の2節目までの殻と脚をむく。尾の根元をつまんで、引っ張って残りの殻と脚をはずす。
2:背の中央に浅く竹串の先端を刺し、背ワタを引き抜く。
3:海老の水気を布巾などで挟んで拭き取る。フードプロセッサーにかけてすり身にする。
4:すり身をすり鉢に移す。海老の色が白っぽくなるまで、しっかりすり混ぜる。途中で塩を加える。
5:すり鉢の溝にたまったすり身をゴムべらで下に集め、あいたスペースでやまと芋をすりおろす。おろし金でおろしてもOK。
6:すり身とやまと芋を一緒にすり混ぜる。なじんで、再び白っぽくなるまで行う。
7:溝にたまった生地をゴムべらで落としてひとつにまとめる。分量の砂糖のうち、大さじ1 強を加えて、生地になじむまですり混ぜる。
8:残りの砂糖の1/3量を加えてすり混ぜ、最後に残りすべてを加えてすり混ぜる。
9:すり身のでき上がり。砂糖が加わると、すり身に粘りが出てとろりとまとまります。卵 を入れる前に、粘着力のあるベースを作っておくことが大切。
10:卵をボウルで溶き、最初は1/5量を加え、すり混ぜる。均一に混ざったら残りを半量ずつ加え、そのつど混ぜる。
11:みりん、酒、醤油を入れ、数回程度回して混ぜ終える。
12:玉子焼き器を強火で温める。頬に近づけて、焼き器から伝わる熱で温度を確認。充分な熱を感じる温度が必要で、熱すぎたら大きくふって下げます。
13:玉子焼き器にサラダ油をひと垂らしし、ペーパータオルでのばしてなじませる。
14:ごく弱火にし、卵液を全量玉子焼き器に流し入れる。小さくジュッと音が出るくら いが適温。
15:アルミ箔をふわりとかぶせ、20~30分かけて焼く。生地の縁が固まってわずか な隙間ができ、表面も柔らかく固まってくるまでを目安にします。
16:アルミ箔をはずして魚焼きグリルに玉子焼き器ごと入れる。弱火で30秒~1分焼く。表面に焼き色がつけば焼き上がりです。
17:玉子焼きの縁に竹串を一周させて側面をはがす。平らな器をのせて裏に返し、取り出す。木蓋などの軽い重しをのせて押さえ、粗熱がとれたらはずす。焼きたてより、半日~1日おいたほうが味がなじみ、しっとりしたなめらかさも出ておいしくなる。1日おく時は冷蔵庫に入れ、食べる1時間ほど前に取り出し、常温近くにもどす。