「つくり手とつかい手をつなぐ」をミッションに佐賀の伝統工芸をサポートする「ピースクラフツSAGA」。従来の
ふるさと納税に加え、オンラインショップも開設。温もりあふれる工芸品との出会いの場がより広がりました。
オンラインショップで購入
日々の暮らしに寄り添う手仕事の工芸品
有田焼、伊万里焼、唐津焼。昨今の佐賀の器は、産地や種類だけではくくりきれない自由で個性的な作品も多く見られます。器のトレンドを知るうえでも見逃せないオンラインショップです。
●ピースクラフツSAGA オンラインショップ 収益をすべて佐賀県の伝統工芸支援活動に活用する、社会貢献型のオンラインショップです。
公式サイトから詳しく見る>> 1.梶原妙子/唐津焼
個性派ながら使いやすさ抜群
左・姫四方鉢3個組(各横8×縦8×高さ3センチ)4400円 右奥・粉打〈赤〉プレート(径19.5×高さ2センチ)6000円 右手前・刷毛目蓋付三つ足碗(径9.5×高さ8.5センチ)4600円 佐賀市内のご自宅の工房で「自分が欲しいもの」を作陶している、とおっしゃる梶原妙子さん。ろくろは使わず、板状に伸ばした大小の土をさまざまに組み合わせて、形あるものに仕上げていくというユニークな手法が特徴です。板をつなぎ合わせた際の継ぎ目も、器の風景のひとつ。食洗機にも電子レンジにも入れてOKというのも嬉しいポイントです。
2.栗山商店/西川登竹細工
一生ものの竹細工と出会う
網代弁当箱(横20×縦12×深さ7.5センチ)1万6350円 左・ランドリーボックス(径38×高さ25.8センチ)1万8860円 かつて炭鉱作業に欠かせなかったことから、竹細工産業が盛んだった武雄市の西川登地区。現在では栗山商店だけがその技を守って製作しています。「竹細工は水でじゃぶじゃぶ洗っても大丈夫ですよ」と栗山勝雄さんが見せてくださったのは愛用して数十年の野菜籠。程よく空気を通すお弁当箱も、あめ色になるまで使い続けたいものです。
3.源右衛門窯/有田焼
お正月の食卓にもぴったり
梅 UME/染付梅型鉢 上から・ぐい吞(径6.7×高さ3.1センチ)5500円 鉢〈小〉(径9.8×高さ3.3センチ)6600円、鉢〈大〉(径13×高さ3.6センチ)7700円 江戸時代より梅の文様、形の器をさまざまに究め続ける名窯。ふっくらとした梅の形を最先端技術で作り出しました。独特の瑠璃色に、寿(ことほぎ)の料理もひときわ美しく映えることでしょう。
4.有泉堂本店/有田焼
多様に使いこなせるすぐれもの
蛸唐草縁地紋6寸丼(径16.8×高さ8.8センチ)9900円 有田焼、唐津焼の器から有名作家の作品まで、幅広い品揃えが自慢の磁器専門店。蛸唐草は、長く伸びるつる草から縁起がいいとされる文様のひとつ。毎日の食卓で愛用して、福を呼び込みましょう。
5.幸楽窯/有田焼
モチーフは愛らしい千代紙
錦金・銀叩き菊花尽くし丸正角銘々皿〈2枚セット〉(各横11×縦11センチ)4620円 「家庭に幸いを、食卓に楽しさを」という窯元らしいデザイン。叩いてつけた金彩と銀彩、重ねて描かれた菊花の立体感がひときわリッチな印象です。おもてなしの席にふさわしい華やかなセット。
6.康雲窯/武雄焼
親娘で拓く新しい武雄焼
和紙染青い鳥楕円小鉢(横18×縦14.5×深さ4センチ)2200円 山口康雄さんとお嬢さんの華傳(かでん)さんが作り出すのは、土ものの唐津焼に上絵や赤絵を施して仕上げる、新感覚の武雄焼。和も洋も受け止めてくれる懐の深いプレートです。
7.金子窯/多々良焼
独特な色味が美しい個性派窯元
掛分コーヒー碗(カップ径8×高さ7.5センチ、ソーサー径16センチ)4400円 ひも状に伸ばした粘土を輪積みにして、内側と外側から叩く「叩き作り」という伝統手法で製作。鉄釉と木灰釉を掛け分けた独特の表情も魅力的です。落ち着いた上品な色味と光沢は、おもてなしのテーブルにも。
表示価格はすべて税込みです。