雑誌『家庭画報』編集部で料理班に在籍四半世紀のパンダ社長が、厳しい目で選んだとっておきの「おいしいお取り寄せ」を熱狂的にお勧めするコラムです。
一覧はこちら>>だし自慢のおでんやブランド牛のすき焼きが手軽にいただけます!
12月ともなれば、日増しに寒さが増してきます。木枯らし吹くなか、足早に家路を急ぐ。心の中では「一刻も早くあったまりたい」という思いでいっぱい。そんなとき、恋しくなるのはあったかお鍋ではないでしょうか。湯気の立つお鍋からとりどりの具をいただく幸せ。心も体もほっこりしますよね。
でもお鍋をしようと思ったらおだしをとって、材料を用意して…。それに多種類の具材を楽しもうと思ったらそれなりの人数が必要と、意外に面倒なもの。そこでご紹介したいのがレンチンするだけ、あたためるだけの簡単調理でおいしいひとり鍋。ストックしておけば便利この上なしです。
具材はすべて国産、九州のだし屋さんと共同開発しただしが自慢のおでん
寒い→おでん。条件反射的にそう思ってしまう方、多いのではないでしょうか。実は私もそのひとりです。お勧めしたい「絆おでん」は大根、にんじん、ゆで卵にこんにゃく、焼きちくわ、野菜揚、昆布という“ザ・おでん”なラインナップ。しかも具材はすべて国産というこだわりようです。影の主役であるスープは九州の老舗だし屋さんとの共同開発でしみじみとおいしい味わい。お鍋で温めるだけの手軽さです。
ひとりでいただくのは背徳のおいしさ?!ブランド牛のすき焼きひとり鍋
佐賀牛といえば九州が誇るブランド牛。佐賀県産の黒毛和牛のうち佐賀牛と格づけられるのは約半数ほど。柔らかな赤身にきめ細かな美しい霜降りが持ち味です。甘くコクのある味わいは肉好きを唸らせるおいしさ。その佐賀牛にきのこ類やねぎ、焼き豆腐などの国産食材と割り下をセットにしてあるので、あとは直接ガスコンロやIHにかけるだけ。自分にごほうびをあげたいとき、ひとりすき焼きディナーもいいですよね。
中澤パンダ社長
月刊誌『家庭画報』編集部の料理班を率いること約20年。おいしいものを食べること、人に勧めることが人生最大の喜び。現在、「家庭画報ショッピングサロン」の運営会社の代表取締役社長。