今まで表現しきれなかったものを「物質」を通じて表現すると考えればどうでしょう?物質的なものを道具と捉え、例えば音楽に押し込むとか、アートに落とし込むとか。
ただ、かと言って「具体性」が強まり過ぎて、今まで感じていた「波動」を重視しなくなるのも違う気がします。
“直感や波動で感じるもの”と、“ちゃんと実感できる具体的な感覚”とどちらで判断したら良いのか迷う時もあると思いますが、それを擦り合わせたもの、あるいはその迷いを超えたものが本当の着地すべき場所なのだと思います。
なんと言うか“波動”が単独で機能せず、「感覚と一緒に動くようになる」と言うか。2023年上半期は波動と感覚が一つになるようなイメージが大切です。
個人の魂が現実に回帰していく、あるいは集団に回帰していく、個人を超えたものに回帰する。自分の「本性」に気づく、性(さが)に気づく。“自分は結局これなんだ”、“嫌じゃないけれどもっといろいろできると思ったのに?”“少し、期待したものと違う……”、“抗えない運命に引きずられていくような……”。
でも、そこでやっと地上との接点ができていくんだと思います。
“結局自分はこれだけしかできないの?”みたいな。新鮮な印象とは違う気がしますが、限定して極めるべき時です。今後は、きっとそれの完成度を高めるほうが楽しくなると思います。