生きる意味が、小さいところからもっと全体を見られるようになるはずです。
もともと天秤座は「対人関係」に関するサインで、初めのうちは少数としか関わらなかったが、だんだん誰でもよくなっていく。対人関係が広がり過ぎた結果、一人ひとりに関心が薄くなっていきます。
注意力を自在に向けていけるようになると、入ってくる情報も違うし、生きる場所も変わってきます。
“個別な関心”がなくなると、集団とか文明とか更にもっと大きなものに関心が向きます。積極的に関心を「統合的な大きなところ」に向けていくことで、一つひとつの人生の事柄に縛られなくなるはずです。
もともと天秤座はそういう才能がありますが、地の時代はそれが“八方美人”のような、人間性の希薄さのような部分が目立ちがちでしたが、風の時代は逆にその才能を積極的に活かせるはずです。
何かに邪魔されるとしたら、自分がそこ(邪魔されているところ)に関心を向けているからだと思ってください。つまり“そのレベルの情報”が入ってきてしまうというわけです。