糖尿病予防の生活習慣
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせ、掃除など生活の中でも活動性を高めよう。1日3食、時間を決めて。有酸素運動と筋トレが基本
・食事は1日3食が原則1日2食にして空腹状態で食べると、糖の吸収が速くなり血糖値が上がりやすくなります。4食ではエネルギーオーバーで肥満の原因になり、だらだら食べると常に高血糖状態が続くことになります。
・清涼飲料水も控えめに糖分の多い食べ物の代表といえば甘い菓子やご飯・パン類ですが、清涼飲料水やスポーツドリンクにもブドウ糖や果糖が多く含まれており、血糖値上昇の原因となります。
・2種類の運動を合わせてウォーキングなどの有酸素運動は筋肉への血流を促し、筋肉トレーニングは筋肉量を増やし、いずれもインスリンの働きを高めます。両方を組み合わせた運動習慣を、無理なく長く続けましょう。
・立って動く時間を増やす特別な運動でなくても、日常生活の中で座っている時間を少なくし、家事や買い物など立って動く時間を増やすだけでも活動量が多くなり、肥満予防になります。
*NPO法人性差医療情報ネットワーク「女性外来マップ」では、女性外来を開設している医療機関(2018年現在約300か所)のリストを公開。
URL:
http://www.nahw.or.jp/hospital-info*「女性外来オンライン」(天野惠子先生主宰)では、天野先生ご自身が厳選した女性の健康の回復や維持に役立つ信頼性の高い情報を発信しています。
公式サイト「女性外来オンライン」:
https://joseigairai.online/YouTube
「女性外来オンラインチャンネル」はこちら>> イラスト/佐々木 公〈sunny side〉 取材・文/浅原須美
『家庭画報』2022年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。