新春を祝う「羊毛フェルトの手毬兎」
児玉 彩さん
※この商品は完売しましたまるで今にも動き出しそうな2匹の兎は、羊毛フェルト作家の児玉 彩さんが、家庭画報のプレミアムライト版の表紙用に作ってくださった新作です。「可愛らしさだけではない、自然の中で一生懸命生きようとする野生動物の姿を表現したい」と話す児玉さん。野性味を出すために、白だけではなく、特に目元や口元、鼻、耳には、白に近い色7〜8色を何度も重ねながら、血が通っている感じを表しました。
上の写真の「桃色手毬と月見兎(左)」は、見上げるポーズの兎と桃色手毬がセットです。下の写真では右側の兎。
上の写真の「赤色手毬転がし兎(右)」は、前を向く兎と赤色手毬がセットです。下の写真では左の花を持った兎となります。それぞれ手毬のみがセットで籠は付いていません。
※籠は販売しておりません。この2匹の兎は本誌プレミアムライト版1月号の表紙を飾りました。背景やアイディア次第で、さまざまなシーンが作れます。手づくりのため、仕上がりが多少異なることがあります。
子孫繁栄と子宝を願う「鶴亀と注連縄宝結び」
上甲 清さん
鶴亀があるだけで、お正月の乾杯が華やかにおめでたくなります。販売の詳細は下のフォトギャラリーをご覧ください>>毎年歳神様を迎えるためにと、誠意と真心を込めて86歳の熟練の注連縄作家、上甲 清さんが作る注連縄「宝結び」と「鶴亀」。約20年の試行錯誤を経て独自の形を編み出しました。
縄の撚りが端から端まで均等で左右対称なのは、その卓越した技術によるものだけでなく、自ら田んぼで稲を育て、藁の太さや色、穂の大きさを徹底的に管理しているから。収穫した藁は太さ別に細かく仕分けをし、藁の節の位置を合わせ、保管にも細心の注意を払っています。それゆえ、青々しい色と香りも抜群で、一年を通して楽しむことができます。
今までに「鶴亀」を購入された何人かのかたからは、子や孫を授かったという嬉しい知らせを受け取ったそうです。
上甲さんの人気の黒米の注連縄、「宝結び」「鶴亀」に加え、お正月のお飾りに添えられる、貴重でおめでたい黒米の稲の束を分けていただきました。
花器「ヘレンフラワーベース」/スガハラショップ 青山 貴重な黒の稲穂もお飾りに。写真の中の器等は販売していません。2020年1月号で大反響となった鶴亀。堂々とした佇まいで、優しさと温かみが溢れる「宝結び」。濃い紫色が美しい古代米の稲穂を使っている。カビが生えないよう、完全に乾燥させてから水に浸し、柔らかくしてから撚る。麻紐もすべて手作り。早朝から作業に入り、夜10時まで工房で手を動かし続け、1日10個完成させる。この形は上甲さんが大相撲や新居浜の太鼓台祭りで見た宝結びから着想を得て、編み出した。
乾杯のテーブルが華やぐ「干支のカクテルナプキン12枚セット」
グラン フォン ブラン
販売の詳細は下のフォトギャラリーをご覧ください>>格式あるフランスのホテルのバーやラウンジで、ゲストに出される飲み物のグラスに添えられるカクテルナプキン。テーブルクロスを使わずとも小さな白い麻のナプキン一枚で、清潔感と品格あるおもてなしになります。
使い方はさまざまで、グラスの結露を拭き取るだけでなく、縦にしてカトラリーを置いたり、横にしてお箸を置いたり。半分に折ってコースターとしても。小さいので洗濯やアイロンがけも簡単です。
そんな日常にも気軽に取り入れたいカクテルナプキンに12の干支柄の刺繡を施しました。ご家族やゲスト、それぞれの干支柄のカクテルナプキンを添えれば、年末年始の食卓がより楽しく、華やかになるでしょう。
縁起物の形の「水引箸置きと祝い箸」
森田江里子さん(和工房包結)
販売の詳細は下のフォトギャラリーをご覧ください>>京都を拠点に活動する水引作家の森田江里子さんの水引箸置き6点と、鮑結びの祝い箸6膳のセットです。ひとつひとつ丁寧に、水引を立体化して作った干支の兎(写真手前)をはじめ、鶴、亀、鯛、梅、四つ葉といった縁起物がモチーフの箸置きは、コーティングがされているので、汚れも軽く洗い流すことができます。付属の桐箱に保管すれば、毎年使うことができます。
お飾りとして食卓に置くだけで華やぎ、お正月やお祝いの気分が出て楽しめます。
穢れを払い清める「赤白水引」
長浦ちえさん(タイヤー)
販売の詳細は下のフォトギャラリーをご覧ください>>シンプルでありながら力強さがあり、和洋どちらの空間にもよく合う赤白水引。お正月に限らず、節句やお祝いの日などの特別なハレの日にも飾れます。松やさざんかはプリザーブドを使用しています。
右と中央の「松喰い鶴」は、不老不死の仙人が住む蓬萊山で舞うといわれており、長寿と繁栄の象徴です。さざんかは「困難に打ち克つ」というこの時代に勇気をくれる花言葉を持っています。左の「稲穂松」は、歳神様が依代とする松を中心に、神丹穂(かんにほ)と稲穂で実りを願う、堂々としたデザインです。
新年を彩るめでたい「生花の正月飾り」
藤野幸信さん(フルールトレモロ)
販売の詳細は下のフォトギャラリーをご覧ください>>本誌の2022年12月号から表紙の花を手がけている藤野幸信さんのお正月飾りです。長寿の象徴である松や梅の苔朴の枝を交差させ、その上にオタフクナンテンやチランジア(スパニッシュモス)を組みました。白と金の水引とともに束ねて巻いているのは、レッドウィロー(赤柳)の枝です。
現代の暮らしの空間に合い、お正月の雰囲気が堅苦しくなりすぎないよう、軽やかな明るいイメージに仕立てました。生花なので徐々に色は抜けてきますが、お正月の期間は十分に楽しめます。また生花なので枝ぶりに個体差があることをご了承ください。
※下の写真をスクロールしてご覧ください。
撮影/坂本正行 スタイリング/横瀬多美
『家庭画報』2023年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。