絶景・奇観に神は依りつく
日向
鬼の洗濯板(宮崎県)
約100万年の時が育んだ壮大な波蝕痕この奇岩は「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として国の天然記念物に指定されている。砂岩と泥岩が水平に堆積した砂泥互層が、約100万年前から東へ傾斜しながら隆起し始め海面に姿を現すと、波によって浸蝕。泥岩は凹み硬い砂岩が飛び出し、この独特の波蝕痕が刻まれた。左奥が青島神社の鳥居。御来光を見に早朝からの参拝者も多い。幸せを運ぶうさぎのお守り
干支飾り うさぎ
宇治上神社の「寿土鈴」京都府宇治市にある世界文化遺産の「宇治上神社」では、御祭神である菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の「菟」の字にちなんで、うさぎの授与品をいただける。こちらは招福除災を祈る干支うさぎの土鈴。初穂料1500円。鵜戸神宮の「干支だるま」今年の干支は「卯」。うさぎが神の使いとされる宮崎県日南市にある「鵜戸神宮」では、うさぎがモチーフの愛らしい授与品が勢揃い。こちらはだるまに姿を変えた招福の干支うさぎ。初穂料1500円。 撮影/本誌・西山 航 ●特集内の表記、ふりがなは各神社、著者の指定に準じます。
『家庭画報』2023年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。