下田市街からすぐの鍋田浜は夏は海水浴場として人気の知る人ぞ知る美しいビーチ。「和歌の浦遊歩道」というフランスのミシュラングリーンガイドにも掲載された風光明媚な2.5kmのコースがあり、エメラルドグリーンの海の側を散歩できる。60周年を迎えた「下田東急ホテル」。新料理長による地産地消のディナーコースを
美しいビーチや温泉など、さまざまな観光資源に恵まれた静岡県のリゾートエリア南伊豆・下田。比較的温暖な気候と、青く澄んだ海、豊かな自然に囲まれたこの地には、心安らぐ穏やかな時間が流れています。
関東からは足を延ばしやすく、2017年から運行を開始した伊豆急行の「ザ ロイヤルエクスプレス」や、JR東日本の「サフィール踊り子」など、都心と伊豆を結ぶ観光列車も続々と登場し、ラグジュアリーな旅の選択肢が増えています。
市内には黒船来航による開国の舞台になった歴史を感じる名所も多く、趣のあるレトロな街並みを散策するのも楽しい。左はカフェや雑貨店が並ぶ観光名所「ペリーロード」。右は黒船来航時の模様がわかる歴史ミュージアム「Mobs（モッブス） 黒船ミュージアム」。そんな伊豆・下田に、初の本格リゾートホテルとして開業し2022年10月に60周年を迎えたのが「下田東急ホテル」。2023年1月10日より新たに特別ディナー付き宿泊プランがグランドメニューとしてデビューします。
その目玉となるのが、新料理長に就任した中村直人さんによる、地元食材をふんだんに使用した特別ディナーコース「Bansyo（番所）」。
中村料理長は、ザ・キャピトルホテル東急のオールデイダイニング「ORIGAMI」でシェフを務め、パリの名門レストラン「ル・グラン・ヴェフール」の巨匠ギィ・マルタン氏のもとで研修するなど、さまざまな経験の持ち主。
そんな中村料理長が下田の地で目指すのが「ビストロノミー」という、ビストロとガストロノミーを組み合わせた親しみやすい美食の探求です。
中村直人料理長1964年徳島県生まれ。1983年京都東急イン入社。1988年伊豆今井浜東急ホテル料飲支配人を経て、2014年にはシェフとしてザ・キャピトルホテル東急オールデイダイニング「ORIGAMI」へ。パリの名門レストラン「ル・グラン・ヴェフール」の巨匠ギィ・マルタン氏のもとで研修したのち、マルタン氏とのタイアップ料理フェアなどを手がける。2022年10月より下田東急ホテル料理長。テーマは、食で旅する伊豆半島
海を望む芝生のガーデンに面したレストラン「マ・シェール・メール 番所」。新たなディナーコースのテーマは「食で旅する伊豆半島」。伊豆を訪れたらぜひ味わいたい、地元産の伊勢海老やサザエ、下田港水揚げの金目鯛、旬の地元野菜などを、フレンチと和食を融合した新たなスタイルで楽しむことができます。
ペアリングには中伊豆のワイナリー「シャトーT・S」のワインがおすすめです。地元食材の魅力を堪能する、美食のひとときをお過ごしください。
新鮮な海の幸の宝庫である下田港の下田市魚市場 地方卸売市場。水揚げ高で全国1位を誇っているのが金目鯛。なかでも「日戻り地金目鯛」はその日のうちに出荷される一級品。卸値でキロ単価は約9000円、1匹2万円近くになるものもあるという。そのほかにも伊勢海老、磯海苔や天草、アカイカ（剣先イカ）などが有名。特別コース「Bansyo（番所）」
・サザエの香草バター焼き ブルゴーニュ風
・下田産 飾りお造り３種盛り合わせ 庭園風
・地場野菜のポタージュと蛤入り二層の茶わん蒸し
・伊勢海老と野菜のコトリヤード 番所スタイル
・牛フィレ肉のグリル ひじき入りマデラ酒のソース グリーンマスタードをアクセントで 温野菜添え
・炙り金目鯛と三つ葉のココットご飯 お味噌汁と香の物
・クレームダンジュ 苺ソース
※天候や仕入れ状況などにより内容が変更になる場合がありますので予めご了承ください。特別ディナー付き宿泊プラン
宿泊料金／オーシャンビュースーペリアツインに宿泊。2名1室利用 お1人様 2万2200円～（サービス料・税込み・入湯税別）。特別ディナー「Bansyo（番所）」と朝食付き。※2023年1月10日（火）より開始のグランドメニューとなります。
高層階から海を一望できるオーシャンビュースーペリアツイン。この他に、ロイヤルクラシカルスイートや、ビューバス付ジュニアスイートなどもある。
