人生を彩る時計メゾン 「ウブロ」後編 ウブロの時計作りのコンセプト「The Art of Fusion」。そこには、異なる素材やアイディアの融合、という想いが込められています。これまで時計には用いられてこなかった斬新な素材をミックスさせることで、新時代の扉を開きました。傷がつきにくく、永く使っても色褪せることのないハイテク素材の数々。その美しさ、頼もしさは生涯変わることなく、あなたの人生を支え続ける存在となってくれることでしょう。
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上・「ビッグ・バン モノクローム スチール ダイヤモンド」(日本限定/SS×ダイヤモンド、アリゲーター×ラバーストラップ、ケース径38ミリ、クォーツ)158万4000円 中・「クラシック・フュージョン パールホワイト ダイヤモンド」(日本限定/チタニウム×ダイヤモンド、アリゲーター×ラバーストラップ、ケース径33ミリ、クォーツ)123万2000円 下・「ビッグ・バン ワンクリック キングゴールド ダイヤモンド」(18Kキングゴールド×ダイヤモンド、ラバーストラップ、ケース径33ミリ、自動巻き)336万6000円/すべてウブロ(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ)素材の特性を最大限に活かした時計の美しさ
2005年、ウブロが発表した「ビッグ・バン」は時計の常識を打ち破りました。ゴールド、セラミック、チタニウム、グラスファイバーと、ひとつのケースに4つの異なる素材を融合させたのです。
その後も、セラミックでは表現できなかったカラーを独自に開発。高温で焼き上げるセラミックは、傷がつきにくく、経年変化で色が変わることもないと言われています。しかし、製造中に色をキープすることが非常に難しく、鮮やかな色のセラミックは不可能とされてきました。
ウブロは圧力をかけながら低温焼成する独自の装置を開発。鮮やかな赤や青に加え、ベージュなどの淡い色のセラミックも誕生させました。セラミック同様、ウブロ独自の素材が、カラーサファイアと18Kキングゴールドです。
透明なサファイアクリスタルは、こだわりのムーブメントを見せるには最適な素材。またゴールドにプラチナを配合することで誕生した18Kキングゴールドは、赤みの美しいウブロだけのゴールドです。
最後に忘れてはならないのがラバーストラップ。ゴールドケースに初めてラバーを組み合わせたのは、ウブロです。
世界初のゴールド×ラバーストラップ1980年、ゴールド時計に世界で初めてラバーストラップを組み合わせたのはウブロでした。ビス留めしたスポーティなストラップで、高級時計の更なる可能性を開拓。ウブロが提唱する時計作りのコンセプト「The Art of Fusion」の原点です。ラバーストラップは年々進化しており、レザーとのコンビネーションで気分に合わせた時計選びを提案。素材を極めたウブロの時計の美しさは何年経っても変わることはありません。
ボタンひとつで交換可能「ビッグ・バン ワンクリック」の交換用ストラップはバリエーションが豊富。交換方法はとても簡単で、ビスの間のボタンを押してストラップを外すだけです。レザーとラバーを縫い合わせ、側面や肌に当たる面を補強。汗に強く耐久性に優れています。ソフトタッチレザー。各7万7000円。 表示価格はすべて税込みです。
撮影/Fumito Shibasaki 〈Donna〉 構成・文/市塚忠義
『家庭画報』2023年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。