性差、コレステロール値、血圧などから
動脈硬化による疾患の発症リスクを予測
心臓や脳に生じる動脈硬化性疾患(心筋梗塞、狭心症、脳梗塞など)の発症にはいくつかの要因がかかわっています。主な項目を点数化し、10年間の発症リスクを細かく予測する最新の指針が発表されました。
性差を考慮して女性が男性より7ポイント低く、加齢によるリスクも反映された興味深い予測となっており、予防に生かすことができます。
項目をチェックして合計点を出し、発症リスクを知りましょう
久山町スコアに基づく動脈硬化性疾患発症予測モデル福岡県久山町(人口構成、職業構成、栄養摂取状況が全国平均と似通っている地域)の住民(40~84歳。2454例)を対象にした1988~2012年の追跡研究(久山町スコア)に基づく。『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版』(日本動脈硬化学会)より作成
*NPO法人性差医療情報ネットワーク「女性外来マップ」では、女性外来を開設している医療機関(2018年現在約300か所)のリストを公開。
URL:
http://www.nahw.or.jp/hospital-info*「女性外来オンライン」(天野惠子先生主宰)では、天野先生ご自身が厳選した女性の健康の回復や維持に役立つ信頼性の高い情報を発信しています。
公式サイト「女性外来オンライン」:
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「女性外来オンラインチャンネル」はこちら>> イラスト/佐々木 公〈sunny side〉 取材・文/浅原須美
『家庭画報』2023年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。