EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。
記事一覧はこちら>> 家庭画報本誌でもおなじみの京都・古門前通の骨董店「てっさい堂」の道具店が2年半を経て2フロアの店に生まれ変わりました。
モダンな佇まいでエントランスも開放的に。江戸後期の古伊万里の器がずらりと並ぶスタイルは以前と変わりませんが、アイテムごとに壁面にディスプレイされ、人気の豆皿はアイランド型の台に陳列されています。
1階の店内。器は1客から購入可能。豆皿、猪口各5000円~のほか中皿、大皿なども多数揃う。手に取りやすく、お客さまの目の高さで見ることができるようになりました。
陳列台の上に器を置ける可動式のトレーを設け、思い思いにコーディネートし、吟味しながら選べるスタイルになった。また、あまり広く公開されていなかったアンティークの帯留めやガラスのコレクションが揃えられた2階は、まるで小さな美術館を訪れたかのよう。
靴を脱いで上がる2階は華やかで粋な帯留めや小さなグラス類を陳列。ブローチから帯留めへのリメイクの相談も可能。骨董好きにも初めてのかたにも、その魅力をより深く楽しめる場になりそうです。
2023年2月10日~12日にはYOYOこと浅田八代江さんの「YOYO’s オリエンタルジュエリー展」を開催。
古代より中国、チベットの王族、貴族や僧侶が身につけ、受け継がれてきた石をモダンに昇華させたYOYOのネックレス352万円、ピアス192万5000円、ブローチ84万7000円(すべて翡翠×ダイヤモンド)、ブローチ88万円(ピンクトルマリン×ダイヤモンド)などを展示。40余年かけ香港や上海、パリ、シンガポール、チベットなどを巡り集められた宝玉で制作した作品が披露されます。
ねねの道沿いにある高台寺店は、漆器の茶道具や食器、弁当箱、折敷などを主に扱うようになった。10客以上揃うものも多数。 Information
てっさい堂道具店
京都市東山区古門前通大和大路東入元町371-3
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。