九星気学で見抜くあなたの運勢
2023年は癸(みずのと)・卯(う)・四緑木星(しろくもくせい)
山口知宏(やまぐち・ともひろ)一般社団法人社会運勢学会理事。ネクストフロネシスブレイン代表取締役。経営コンサルタント。気学や易、社会情勢を取り入れた独自の視点による読み解き、講義で人気を集める。注目のシンクタンク、マインドズームでのセミナーもキャンセル待ちが続出するほど。2023年の運勢の年盤
節分の後から新しい年が始まると考えるため、これは2023年2月4日からの運勢の年盤。歳徳と呼ばれる恵方は南30度を10度ずつ3等分した最も東寄りの10度。大歳とは、その年の干支の方位のため、2023年は卯で東、その反対方向の西は歳破と呼ばれ、万人に凶方位となる。
天の気である十干は「癸(みずのと)」。キーワードは“筋を通す”。地の気である十二支は「卯(う)」。キーワードは“冒険”。人の気である九星は「四緑木星(しろくもくせい)」。キーワードは“整える”。
2023年 恵方参りのパワーが強い日
★★★★ 立春2/4
★★★ 日盤切替(ひばんきりかえ)7/4、5、12/31、2024年1/1
★★ 春分3/21、夏至6/21、秋分9/23、冬至12/22
★ 毎月の節替わり3/6、4/5、5/6、6/6、7/7、8/8、9/8、10/8、11/8、12/7
※日盤切替とは、年に2回、夏至と冬至に最も近い「甲子」の日。暦の陰遁と陽遁が切り替わる日のことを指します。筋道を通して、しかるべき人と手を組んで進むと開運に。宇宙の流れにのるために恵方参りや恵方置きを十干は「癸」。十干の最後で、季節は晩冬。一面冬枯れで見通しがよくなり、測量に適することから、物を測る基準・筋道の意味があります。
十二支は「卯」。卯の字の中央の2本の縦線は門柱で、門扉を開いた姿をかたどり、新たな世界の扉が開く意味が。また、2本の柱が人間とも考えられるため、助け合って未開の地を開拓することを表します。
九星は、「四緑木星」。整うという意味があり、繁栄するには今まで蓋をしてきたものを一掃する必要があることを示します。
この3つの気が合わさる2023年の開運の鍵は、新たな挑戦をしたり、今まで何とかしなければと思っていたことを整えて前に進むこと。その際に、筋が通っているかどうか、誰と組むかが重要になってきます。
その宇宙の動きに合った知恵とチャンスを得るためには、恵方参りを。2023年の恵方は、南30度を10度ずつ3等分した最も東寄りの10度です。自宅から750メートル以上離れたこの方位にある神社仏閣、教会にお参りしましょう。
この一年は、特例で自宅から750メートル未満の神社仏閣も恵方の働きをするので、近隣で探すのもおすすめです。自宅の南側に、恵方の南に廻座する八白土星を象徴する山の絵や竹細工を置くのも有効です。
九星気学で自分の本命星を見つける
(1)西暦の生まれ年の各数字を、1~10のいずれかになるまで足してください。
(2)11からその数字を引いた数の星があなたの本命星です。
※ただし、1月1日~2月3日に生まれたかたは前の年の本命星になります。例えば1973年1月30日生まれのかたは、1972年生まれとして計算してください。●一白水星の2023年の運勢はこちら>>●二黒土星の2023年の運勢はこちら>>●三碧木星の2023年の運勢はこちら>>●四緑木星の2023年の運勢はこちら>>●五黄土星の2023年の運勢はこちら>>●六白金星の2023年の運勢はこちら>>●七赤金星の2023年の運勢はこちら>>●八白土星の2023年の運勢はこちら>>●九紫火星の2023年の運勢はこちら>> 監修/山口知宏 取材・文/小倉理加
『家庭画報』2023年2月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。