【作り方】
1:ふきのとうは、ガクが閉じた状態でぬれ布巾で拭いて、汚れを取り除く。軸を持ち、もう一方の手でガクを1 枚ずつていねいに開く。特に硬いガクがあれば、揚げてもおいしくないので取り除く。
2:すべてを開いたら、ガクが元に戻らないように全体をしっかり押さえる。
3:下ごしらえしたふきのとう。揚げ油を火にかけ、180℃に温める。
4:開いたガクを持ち、つぼみを下に向けて直接ころもに沈める。つぼみにころもがつきすぎないよう、薄力粉はまぶさない。箸では持ちにくく、ころもが均一につかないので、ガクを広げるように持って、さっと沈める。
5:ころもをまぶした状態。くぼみの多いつぼみにころもがつきすぎないように、余分なころもは落とす。
6:つぼみを下に向けたまま、180℃に温めた油に入れて20 秒ほど揚げる。最初につぼみを下にして揚げると、ガクがきれいに開いて形が安定する。ころもが薄いので細かい泡がいっせいに立ち、揚げかすがたくさん出るので除く。
7:裏に返し、30秒ほど揚げる。
8:泡が少なくなり、油のはねる音が低くなれば揚げ上がり。取り出して紙にのせ、油をきる。
9:目指す揚げ上がりは、薄ごろもでカリッとした仕上がり。雪がかぶったイメージで、あまり色づけないようにする。