手作りのジャムって、格別ですよね。パンやスコーンに塗ったり、紅茶に添えたり、優雅なブランチやティータイムを演出してくれますが、果物の果糖がちょっと心配かも。それなら、玉ねぎのジャムはいかがでしょう?
材料全部を鍋に入れて中火にかけるだけと、手順も簡単。加える糖分はメープルシロップ大さじ6と控えめですが、とびきりの甘味にきっと驚きます。今の時期に出回っている新玉ねぎは栄養も満点で、オリゴ糖もたっぷり含んでいるので胃腸を整えてくれます。冷蔵庫で1週間ほど保存が可能ですが、保存瓶にほぼいっぱいまで入れて蓋をし、30分煮沸すれば中の空気が抜けるので約1年は保存が利きます。野菜料理家・庄司いずみさんの『やさいの常備菜』より。
【材料 できあがり保存瓶200cc分】
・玉ねぎ(すりおろす) 2個(400g)
・メープルシロップ 大さじ6
・レモン汁 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
【作り方】
1:材料全部を鍋に入れて中火にかける。
2:中火のままかき混ぜながら加熱を続け、トロリとなったら火を止める。
庄司いずみさんの『やさいの常備菜』は、忙しい日にも野菜がしっかり摂れる「作りおきおかず」「おかずの素」レシピ集。蒸して塩をしただけ、調味料とあえただけというシンプルなストック術からお馴染みのお惣菜、また常備しておきたいタレやソース、ジャムまで保存版の一冊です。
庄司いずみ(著)
定価:本体1,300円+税