2023年は「希望」と「変革」の「7」の年
ともこ(磨雲木)数秘研究家。旅コラムニスト。カバラ数秘術をもとにした、独自の「ともこ式数秘術」を提唱。数秘の叡智を生活に生かし、より豊かに人生を送るためのメソッドを伝える。著書に『誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)がある。公式ホームページ「数秘研究家ともこ」https://www.tomoko635.jp運勢を9年サイクルで読む数秘の世界では、3のリズムが大切です。「7」にあたる2023年は、過去6年間を経て、新たな3年のサイクルに入る最初の年。
新しい始まりのため、変革や粛清といった混乱も見られるでしょう。それでも、政治・経済・学問の世界で、期待されつつ実現していないことが本格的に動きだす流れが出てくる希望の一年になります。何といっても7はラッキーセブンに通じます。どう過ごすかでその後の2年間が大きく変わってくるのです。
ではどう過ごせば、2023年の運勢の波に乗れるのでしょうか?
7は完全調和やソロを象徴する数字のため、「自分一人の時間をどう豊かに過ごせるか」が鍵となります。一人の時間を孤独と思わずに、優雅で大切な時間ととらえましょう。
2023年は、楽しむ、喜ぶを象徴する「3」が含まれる年であることもポイントです。一人旅や一人でコンサート、美術館に出かけるなど好きなことを楽しむとよいでしょう。
7の年は神秘性のパワーが強まるので瞑想や内省をして、自分を探求するのもおすすめです。7は内なる創造力を表す数字でもあります。人の意見や誰かの判断に流されず、自分の感覚で判断できるように、“ぶれない自分軸”を持つことを大事にしましょう。
気をつけたいのは、自分の殻に閉じこもらないこと。7の数字のマイナス面には、孤独や精神過敏があるため、引きこもる人が増える兆しがあるので要注意です。
100年単位で考えた場合、共生共存が運気を上げる鍵である「2」の時代であることを忘れないように。周囲と境界線を作ったり、思い込みで遮断しないこと。
まずは好奇心を持って相手の話に耳を傾け、自分とは異なる意見でも承認することを心がけましょう。成熟した精神を養うことで自然と運気が上がります。
・後編へ続く(2月3日公開予定)。
監修/ともこ (磨雲木) 取材・文/小倉理加
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。