マスクをはずす日のための口もと美容 第7回(全8回) 3年にも及ぶマスク生活も、少しずつ変化が生まれています。一方で、口もとに自信が持てず、マスクをはずすことに抵抗があるという声も耳にします。晴れやかにその日が迎えられるよう、若々しさを取り戻すお手入れ法やリップメイク、オーラルケアまで、役立つ情報を多角的にお届けします。
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〔注入治療〕ヒアルロン酸注入×ボトックス注射
影をなくすヒアルロン酸の注入で、細かく老化サインを消去。梅干しジワがあるとあごが下に引っ張られて不機嫌顔になるため、ボトックスによる治療を一緒に行うのがおすすめです。同時施術の割引あり。目に見えて印象が変化。口角ケアで微笑み顔に
「緊張感がなくなることで表情筋がゆるみ、顔の下部がだらっとした印象になっている人が増えています」とウェルクリニックの根岸先生は、マスク生活の影響についてこう話します。
60代後半から見られる上口唇(鼻と唇の間)の縦ジワも、ヒアルロン酸とボトックスの注入治療で改善可能。家庭画報世代になると、ほうれい線やマリオネットラインに変化がすぐ見える注入治療がおすすめ。
「見逃しがちなのがマリオネットライン上部とつながる口角の下の影。50代前半から、ないかたのほうが少ないほど。ヒアルロン酸の注入で影の部分をふっくらさせると、ヒアルロン酸が下支えとなって口角が上がり、自然と微笑んでいるように見えます」。
自覚症状が少ないあごの梅干しジワも同時に治療すると、不機嫌顔が一気に明るくなります。
ヒアルロン酸注入(1本1cc)8万8000円~、ボトックス注射4万4000円(下あご)口角からのびたマリオネットライン、ほうれい線、梅干しジワが解消し若々しい表情に。梅干しジワの原因であるあごの緊張をゆるめると、より口角も上がりやすくなる。
Information
ウェルクリニック
東京都中央区銀座2-7-10 銀座マロニエテラス9階
〔特集〕マスクをはずす日のための口もと美容(全8回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/国井美奈子(取材) 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。