エリザベス・ブルークのハーブ占星術
古代ギリシャの時代から、あらゆる植物を分類し、それを活用して体の健康とバランスを維持する療法が編み出されてきました。2023年は占星術の知識を得て、薬草のパワーを暮らしに取り入れてみませんか。それぞれのハーブが各星座にもたらす、神秘なる力をご紹介します。
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4要素(エレメント)、7惑星、12星座に分類されるハーブの力>>・
ほかの星座の健康&幸運を招くハーブを見る>>【蟹座(6/22〜7/22)】
ジンジャーで胃の調子を整えて。不眠ぎみにはジャスミンを
ジンジャー緊張を和らげ、心と体を温める作用がある。ゆっくりと穏やかに心を解きほぐす。蟹座は胃を司ります。周りの環境からいかに栄養を得るかを示す星座。あなたの胃はデリケートで、感情に影響されやすい。
胃もたれや食欲不振には、ひとかけらの
ジンジャーが元気をくれるでしょう。特に、朝に飲むジンジャーとレモンのお茶がおすすめ。
3月25日に火星が蟹座に入ると、エネルギーに満ち、さまざまなインスピレーションが湧きますが、火星のエネルギーは想像以上に強いので、リラックスする時間が必要です。
火星が5月20日まで蟹座に滞在する間に金星も合流します。愛の惑星である火星と金星は、蟹座で美しい音楽を奏でます。
6月27日には水星が蟹座に入ります。愛と励ましを必要とする人に言葉をかけてあげましょう。
蟹座は不眠に悩むことが多いので、
ジャスミンがおすすめ。深く官能的な香りがあり、穏やかな眠りと甘い夢をもたらし、心を癒やします。
夜のお風呂にジャスミンのエッセンシャルオイルを数滴、もしくは枕に香りづけしてもよいでしょう。香りに包み込まれ、ネガティブな感情を取り除いてくれるでしょう。
エリザベス・ブルークのハーブ占星術
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4要素(エレメント)、7惑星、12星座に分類されるハーブの力・
牡羊座(おひつじ座)・
牡牛座(おうし座)・
双子座(ふたご座)・
蟹座(かに座)・
獅子座(しし座)・
乙女座(おとめ座)・
天秤座(てんびん座)・
蠍座(さそり座)・
射手座(いて座)・
山羊座(やぎ座)・
水瓶座(みずがめ座)・
魚座(うお座)[掲載したハーブについての注意点]
妊娠中・授乳中の女性、乳幼児や高齢者、疾患の治療で薬剤などを使用しているかたがハーブを治療目的で服用すると、思わぬ副作用が現れることがあります。必ず事前に医師と相談してください。 〔特集〕鏡リュウジと英国占術4人の巨匠たち 魔法と星の国「英国」へようこそ
エリザベス・ブルーク
薬草療法家・占星術家。英国メディカルハーバリスト資格取得。ロンドンにある占星術の教育機関「カンパニー・オブ・アストロロジャーズ」にて、医学占星術や数秘学の教鞭をとるほか、女性の健康と薬草療法に関する講義を行う。著書に『ハーブ占星術』などがある。
文/エリザベス・ブルーク 翻訳/海後礼子
『家庭画報』2023年2月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。