エリザベス・ブルークのハーブ占星術
古代ギリシャの時代から、あらゆる植物を分類し、それを活用して体の健康とバランスを維持する療法が編み出されてきました。2023年は占星術の知識を得て、薬草のパワーを暮らしに取り入れてみませんか。それぞれのハーブが各星座にもたらす、神秘なる力をご紹介します。
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4要素(エレメント)、7惑星、12星座に分類されるハーブの力>>・
ほかの星座の健康&幸運を招くハーブを見る>>【蠍座(10/24〜11/22)】
ニガヨモギでエネルギーを高め、デトックスをして、今の状況から自己を解放して
ニガヨモギ落ち込んだり、やる気が出ないとき、物事がうまく進まないときに、意欲を呼び起こしてくれる。蠍座は体の秘部を司り、有毒な人々や物事へどのように対処すべきかを示します。そのため、中毒や感染症などのほか、憎しみ、嫉妬、ねたみなど毒のある感情が出ることも。
健康を維持するためには水をたっぷりと飲み、自分がコントロールできない事柄については、気に病むのをやめましょう。
ニガヨモギなど苦味のあるハーブのチンキ剤※は、エネルギーを高め、体のデトックスに役立ちます。
最近予想外のことが起こり、落ち着かなくなっているのは、蠍座と向かい合う牡牛座に、革命と変化の星、天王星が滞在しているから。
意外な人々があなたの人生に飛び込んできたかと思えば、去っていく人もいて、退屈することはなかったでしょう。木星が牡牛座に入ると、これらのエネルギーはさらに高まって、あなたの健康と活力も一段と好調に。
蠍座は本当は必要ないとわかっているものも、手放せないことがあります。
朝に飲む
ネトル(西洋イラクサ)のお茶は、エネルギーを動かし、毒を洗い流して、あなたが卒業すべき人や状況から解放してくれるでしょう。
※チンキ剤〔ハーブを度数の高いアルコールにつけて、成分を抽出したもの〕
エリザベス・ブルークのハーブ占星術
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4要素(エレメント)、7惑星、12星座に分類されるハーブの力・
牡羊座(おひつじ座)・
牡牛座(おうし座)・
双子座(ふたご座)・
蟹座(かに座)・
獅子座(しし座)・
乙女座(おとめ座)・
天秤座(てんびん座)・
蠍座(さそり座)・
射手座(いて座)・
山羊座(やぎ座)・
水瓶座(みずがめ座)・
魚座(うお座)[掲載したハーブについての注意点]
妊娠中・授乳中の女性、乳幼児や高齢者、疾患の治療で薬剤などを使用しているかたがハーブを治療目的で服用すると、思わぬ副作用が現れることがあります。必ず事前に医師と相談してください。 〔特集〕鏡リュウジと英国占術4人の巨匠たち 魔法と星の国「英国」へようこそ
エリザベス・ブルーク
薬草療法家・占星術家。英国メディカルハーバリスト資格取得。ロンドンにある占星術の教育機関「カンパニー・オブ・アストロロジャーズ」にて、医学占星術や数秘学の教鞭をとるほか、女性の健康と薬草療法に関する講義を行う。著書に『ハーブ占星術』などがある。
文/エリザベス・ブルーク 翻訳/海後礼子
『家庭画報』2023年2月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。