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洗練された美食も評判。ホテルライクな絶景宿「箱根・強羅 佳ら久」

2023.02.10

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有馬温泉VS箱根温泉 第7回(全10回) 首都圏からのアクセス抜群、上質な温泉と自然がもたらす風光明媚な景観で、古くから東西の奥座敷として親しまれている箱根温泉と有馬温泉。コロナ禍を経て、より心地よく進化中の両地を訪問。「今」の魅力に迫ります。前回の記事はこちら>>

箱根・強羅 佳ら久(強羅)


箱根・強羅 佳ら久(強羅)随一の眺望を誇る東棟、最上階に位置する「佳ら久ルーム(和タイプ)」のバルコニー。左手奥の相模湾から拝む日の出はえも言われぬ神々しさ。

洗練された美食も評判。ホテルライクな絶景宿


部屋に入ると真っ先に視界に飛び込むのは、雄大な箱根連山と宮ノ下の町並み、相模湾までをも見渡す絵画のような美景。強羅駅から徒歩3分に佇む「箱根・強羅 佳ら久」です。

東棟と西棟からなる全70室には、しっとりと肌になじむナトリウム-塩化物泉の露天風呂を完備。木を基調とした空間が自然と一体化する感覚をもたらします。


相模湾に昇る朝日と明星ヶ岳の異なる景色を楽しめる2つの展望露天風呂や貸切風呂の浴後に嬉しいのは、気軽に何度でも立ち寄って、自由にワインを飲んだりフィンガーフードを味わえるラウンジ「間(AWAI)」の存在。テラスに出て火照りを鎮める時間も格別です。

さらに、特筆すべきはメインダイニング「六つ喜」でいただく会席料理を基本とした季節のフルコース。

箱根・強羅 佳ら久(強羅)「六つ喜」の八寸。オリーブの木の台には2人分の小皿が置かれ、銘々の盆へあしらいとともに盛り付けを楽しむ。手前は梅醬油、タラゴン、レモンバームの複雑な香りをまとったクエの棒寿司。隣は芹と菜の花のお浸しに帆立貝、蟹、生うに。「六つ喜」のほかに、カウンターをメインに鉄板焼きを味わうグリルレストラン「十邑」での夕食朝食も可能。

箱根西麓野菜や相模湾の魚介など近郊の食材を引き立てる、多彩な香りの仕掛けが鼻孔をくすぐります。一皿ごとに利き酒師が選び抜いた全国の銘酒とともに味わえば、箱根の恵みへの感謝が静かに湧いてくるでしょう。

下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。

Information

箱根・強羅 佳ら久

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-8

  • 1室2名利用で1泊2食付き1名5万600円~ ご紹介した「佳ら久ルーム(和タイプ)」は同6万1600円~(ともにサービス料込み) 全70室 IN15時/ OUT11時
撮影/本誌・坂本正行(箱根温泉) ※宿泊料金には別途入湯税がかかる場合がございます。料理や食材内容は天候等の事情で変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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