3つの美の世界遺産を訪ねて 絶景鉄道でゆくスイス 第1回(全4回) 標高4000メートルを超える白銀の世界。中世の昔からつとに聞こえた知の聖地。湖を抱いて輝く葡萄畑。スイスの素晴らしいところは、そうした憧れの世界遺産を鉄道が繫いでいることです。目指す場所も道中の車窓も感動連続の鉄道旅へ、さあ、出かけましょう。
ユングフラウ(標高4158メートル)とその山腹から流れ出るアレッチ氷河が眼前に広がるスフィンクス展望台からの眺め。ヨーロッパ最高地点にある鉄道駅ユングフラウヨッホからエレベーターを使って簡単にアクセスできる。車窓に広がる雄大なパノラマとともに。スイス・世界遺産を巡る旅へ
右・ツヴァイジンメン−モントルー間を1日2往復するゴールデンパス・ベルエポック。オリエントエクスプレスと同じ時代に作られたクラシカルな車両は、旅人だけでなく地元の人々の足としても親しまれている。左上・山々から湖へと移り変わる美しい車窓。左下・ザンクト・ガレンとルツェルンを結ぶフォアアルペン・エクスプレスの車窓は、丘と湖とが織りなす牧歌的な風景。おとぎ話に胸躍らせた童心を思い出させてくれる。©Swiss Travel System