「夕食後のスナック菓子がやめられない」食べるベストタイミングを知り楽しくダイエットを

夜遅い時間に食べると、インスリンによって成長ホルモンの分泌が抑制され、脂肪がため込まれるため、太りやすくなる。

「ダイエットの観点からいうと、それぞれの栄養素には摂取する際のベストタイミング、つまり栄養素が吸収されにくい（エネルギーとして消費されやすい）時間帯があります。食べたいものを食べ、楽しくダイエットをするうえでそのベストタイミングを知ることが大切です」と池田先生はアドバイスします。

3大栄養素を中心に摂取のベストタイミングを整理した下表に従うと脂質や炭水化物が多く含まれるスナック菓子は日中のエネルギー源となるおやつとして食べるのがベスト。そして夜の間食は、たんぱく質を多く含むチーズ、ヨーグルト、魚肉ソーセージなどをつまむスタイルに変えていきましょう。

●時間帯で避けたほうがよいものがある

主な栄養素別の摂取タイミング

『科学が証明！「食べる時間」ダイエット』（池田充宏著・徳間書店刊）を参考に作成

朝食には体内時計をリセットする炭水化物、たんぱく質、脂質をとりたいが、脂質は吸収されやすい時間帯なので控えめに。エネルギーとして消費されるよう昼食・おやつで食べるのがベスト。塩分は腎臓の働きが最も高まる夕方から夜にかけて摂取したほうが体内から排出されやすく高血圧症を予防できる。