お母さまの幸子さんの“推し”は猿之助さんと種之助さん
前名の亀治郎時代からのファンという市川猿之助さん。後援会の催しで一緒に納まった写真は何よりの思い出の品。舞台姿に魅せられて京都や四国へ観劇旅行も中井美穂さんのお母さまの幸子さんが通うのは、もっぱら歌舞伎の公演。「若い頃に日本舞踊を習っていたこともあり、踊りが上手な役者さんの舞台に惹かれます」。
一番の“推し”は市川猿之助さん。「襲名前の亀治郎時代に、学生時代からの歌舞伎好きのお友達に誘われて観劇したのがきっかけです。初めて観た時に、舞踊での手の美しさに魅せられて、その後は後援会に入り、ずっと応援しています。京都の春秋座で開催される自主公演や、香川県の『こんぴら歌舞伎』にも行きましたし、猿之助さんが出演する歌舞伎以外のお芝居も観ています」
さまざまな舞台を観劇するうちに、中村種之助さんやほかにも応援したくなる役者さん、気になる演目を見つけ、楽しみはますます広がっていきました。もちろん、お嬢さまの美穂さんと一緒に出かけることも。
「娘とは歌舞伎だけでなく、クラシックのコンサートにも一緒に出かけます。感想を話し合ったり、次の公演や役者さんの情報を交換したり、母と娘で共通の話題があるのは嬉しいことですね」
「若手で一番の踊り手」と幸子さんが応援する中村種之助さん。兄の歌昇さんとの勉強会や踊りの会にも足を運びました。