麗子さんの場合『こころの相続』(言視舎・本郷 尚著)掲載
麗子さんは頭がよく、エリート商社マンと結婚し、キャリアウーマンとして海外で活躍しています。自然と実家とは疎遠に。しかし、5年前に父が他界したときには、遺言書の金額を不服として、法定相続分の4分の1の権利を主張しました。
見舞いにも来ず、介護もしないのに権利だけを主張した麗子さんに母は愛想をつかし、ほとんどの財産を近くに住み、面倒を見てくれている麗子さんの妹に遺す遺言書を作成することになりました。
〔特集〕母娘(おやこ)いっしょにもっと元気で、いきいきと
イラスト/神崎 遥 取材・文/小倉理加 ※神崎さんの「崎」は正しくは「大」の部分が「立」です
『家庭画報』2023年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。