練上志野茶碗 銘 猛虎 後期展示27歳で家業の両替商を継ぎ、野村證券を創業、海外農場経営なども展開し、一大金融財閥を築いた2代目野村徳七(1878~1945年)。
帝国議会貴族院議員としても活躍、日仏文化協会設立に尽力し、フランス政府からレジオンドヌール勲章を受章。こうした実業のかたわら得庵と号し、茶の湯と能楽に深く傾倒。
コレクションから名品を選りすぐった本展は、数寄者としての得庵が目指していた茶の湯は何であったかを展観する。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2023年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。