徳川家康の秘密 第22回(全26回) 東海道で結ばれる出世の道を巡りながら、人間・徳川家康の実像と、意外に知られていない現在の日本人と家康との関係に迫ります。
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名古屋に喫茶店が多いのは、茶の湯の文化があったからとも、製造業の商談の場として利用されたからともいわれています。地元の人々の生活に根づく老舗喫茶店へご案内します。
洋菓子・喫茶 ボンボン(泉)
サバラン330円、ブレンドコーヒー360円有森聡美さん推薦ノスタルジックな店内で大人味のサバランを
1949年創業の洋菓子店&純喫茶「ボンボン」。赤い革張りのソファが並ぶ喫茶店内は、開店当時の雰囲気を残したまま、名古屋の老若男女を日々迎えています。
目を引くのはメニューの豊富さで、特にケーキは常時30~40種類を揃えています。ラム酒とブランデーをたっぷり染み込ませたブリオッシュ生地にクリームを詰めた「サバラン」は、可愛らしい見た目に反して大人の味。
「小ぶりであっさりしているので2つは食べてしまいます。まとめて10個購入する人も」(有森さん)。
Information
洋菓子・喫茶ボンボン
愛知県名古屋市東区泉2-1-22
撮影/大泉省吾
『家庭画報』2023年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。