また、5月6日に蠍座16度で満月を迎えます。繰り返しお伝えしていますが、どの星座も真ん中、つまり“15度16度付近”は、それまでの活動に何らかの挫折が訪れ、代わりに真反対の星座の影響が入り込んでくるようにできています。
今回の満月は蠍座ですから「牡牛座の影響」が入り込んでくるということになります。蠍座は「他者との深い関わり」を意味し、一方牡牛座は「個人の五感の追求」を表します。
つまり「他者への関心が薄れ、代わりに自分の資質に興味を持ち始める」ということになります。
例えば、味覚に90%の関心を向けることで、今まで気づかなかった味わいを体験するみたいに。追求のターゲットを自分自身の資質に向け、隈無く改めて自分を知ることで、今まで開発されていなかった新たな可能性が身体機能や五感機能を通して開発されるというわけです。
「蠍座16度、少女が破顔一笑し出す」というひねくれたシンボルが記されていますが、つまり、これは「自分で自分を満たせるようになったこと」を表しています。