一方、話は前後しますが4月21日に逆行した水星(思考)も、牡牛座16度から逆行を始めています。なので、満月と “別の意識、または別の範囲”では逆のこともさりげなく起こっているということになります。
自分自身の資質を掘り下げる、つまり「全ての可能性は自分の中にあると思う」のが“牡牛座”です。それに比べ、「外部の物と融合することで可能性を見出そうとする」のが“蠍座”です。
その蠍座が牡牛座に入り込んでくるわけですから、自分の資質の追求に飽きて、「追求のターゲットが他者に向かう」ことを16度は表しています。
ただ、肝心の水星が“逆行”しているわけですから、結局水星も「他者に関心を向ける直前で、再び“自分の資質を開発する方向”へ戻る」ということになります。
ちなみに水星は、牡牛座6度「渓谷に架けられた橋」まで逆戻りします。自分の身体を再度掘り下げる。つまり、身体の可能性と、もう一度コミュニケーションを取る段階まで逆戻りします。