自分に与えられた「宝物」を知るための最高のツール 中森じゅあんの「算命学」 陰陽五行の思想をもとに、2千数百年前に戦国時代の中国で生まれた算命学。宇宙と地球の法則を徹底的に観察してつくられた独自の暦に従って、生年月日からあなたの本質を知る学問です。現在、日本で最も長く算命学の研究を続けている中森じゅあんさんに、あなたの本質と、今年の後半の過ごし方について伺いました。 ・
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繊細で純粋で真面目、かつプライドと品格を備える
永井健志作《みのり》 サイズ318×410ミリ、西武福井店6階 催事場 2023年9月6日~11日、西武池袋本店 本館6階美術画廊 2023年9月13日~19日、そごう広島店 8階美術画廊 2023年10月10日~16日、そごう横浜店 6階美術画廊 2023年10月24日~30日子どもや年下の人との親交を大切に楽しむとき
●本来のあなたの特質と性格自然界の恵みといえる原石は、採掘され、磨き上げられて、美しく価値の高い宝石として誕生したのち、飾られ、活用され、その華やかな輝きとパワーで人々から愛されたり、尊重されます。この宝石の持つイメージと特質が、あなたの持って生まれた宿命世界を表します。
そんな「宝」のあなたの性格は、繊細で純粋で真面目。プライドと品格を備えています。鋭い直感力と感受性に恵まれ、美意識も高い人。宝石のように人々を惹きつけるムードが漂っているのも持ち味です。
生来の品性から、算命学では「宝」の人を「精神の貴人」ともいいます。衣食住に関しては独自のこだわりがあり、クオリティの高いもの、贅沢なものがよく似合います。デリケートな宝石のように傷つきやすい面があるため、人の痛みにも敏感で細やかに気を配る優しい人です。
ときには、気を使いすぎて疲れてしまうこともあるでしょうから、無理は禁物。定期的にリラックスする時間を設けたり、優雅な趣味の世界で自由に楽しんだり、芸術を鑑賞したり、優雅で贅沢な時間を過ごすなどして自分に愛を注ぎましょう。いずれにせよ、あなた本来のきらめく美しさを大切にしてくださいね。
●2023年後半の運勢この年、あなたに巡っているのは、おおらかで明るい星、「鳳閣星」。無邪気で遊ぶことが仕事という幼児や子どもを象徴するこの星は、現実のすべてを楽しみましょう、とあなたにすすめています。
子どもに縁の深いときですから、妊娠や出産などのおめでたいことがある暗示も濃厚。年下の友人や部下、後輩という意味もあるので、子どもや年下の人たちとの親交も大切にするといいでしょう。
この星はグルメ星でもありますから、いわば今期は、「食と遊び」がツキと財運を招くヒントといえるとき。ホームパーティを開いて料理の腕をふるったり、趣味やレジャーはもちろん、ピラティスやダンスなど、広い意味での「遊び」を家族ぐるみでエンジョイするのもおすすめです。
今年の後半は、瞬発力をあなたに授ける「天馳星」が巡るので、予定が詰まっても大丈夫。よく働きよく遊ぶという日々を楽しみましょう。
天中殺の人は、何事もやりすぎないように気をつけて。
天中殺についての詳細はこちら>>2023年、各月の特徴と過ごし方のアドバイス
7月(7/7〜8/7)巡る旅行星は、動くことが流れに従う過ごし方だと伝えています。家族旅行もよし、故郷への旅もよしです。とりわけ祖父母が健在なら、一緒に楽しく過ごす計画(旅でもOK)を実行すると、よい夏になります。
8月(8/8〜9/7)あなたのパワーが強化され、多くの人たちやグループ、仕事の関係者など、幅広い人脈と積極的に関係を深めたい月。新しく始まる交流の中には、生涯のつきあいになる人も。社交第一がテーマのひと月です。
9月(9/8〜10/7)今月巡るのは、自立の星。自分が本当に望んでいることにフォーカスして、長丁場での目標を考えて具体化する月です。でもスピードは無用。これから先の人生をじっくり見据えて、第一歩を踏み出すときです。
10月(10/8〜11/7)運の流れはスムーズ。巡る星はあなたに「自由に、心のままに過ごすことを大切にしましょう」とすすめます。時に心の中に迷いやはっきりしないことが生じたとしても、それを認めればスッキリするはず。
11月(11/8〜12/6)リラックスして、キラキラしたあなたの魅力を表しましょう、という月。それには、子どものような無邪気な気持ちを抑えず、華やいだ自分のムードを認めること。若い心で過ごす日々を楽しみましょう。
12月(12/7〜24年1/5)巡る星は、家庭的な幸せを味わう年末年始にしましょう、と告げます。「家庭」「自宅」を意味する星ですので、家族みんなの望む年末やお正月の過ごし方を話し合って実行を。部屋の模様替えも家族と一緒に。
中森じゅあん
「日本算命学会」代表。フリーランスのコピーライターとして活躍する傍ら、30代から10年間、呉家算命学第13代宗家の故・高尾義政氏の直門下第1期生として薫陶を受け、孔位を授与される。40代から算命学カウンセリングと広告業の二足のわらじで活動。心理療法セラピスト、個人鑑定、講演、ワークショップ、執筆など幅広く活動。最新刊『中森じゅあんの算命学』(徳間書店)ほか著書多数。公式ホームページ:
http://www.juan.jp 文/中森じゅあん 取材協力/あべけいこ
『家庭画報』2023年7月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。