『音楽と生命』
装幀/新井千佳子〈MOTHER〉坂本龍一、福岡伸一 著/集英社生物学者の福岡伸一氏と音楽家の坂本龍一氏。ともにニューヨークを拠点とし、約20年前から2~3か月に一度は食事をともにして会話を交わしていたという二人の対談集。
NHK Eテレ『SWITCHインタビュー達人達』で放送された対談を未放送分も含めて収録し、大幅に加筆修正されたもの。
“ハカセ”(福岡氏)と“教授”(坂本氏)による対話は、高く、深く、広く、自由で自在。坂本氏が惜しまれて亡くなった2023年3月28日の翌日の29日が初版の発行日となっている。
まえがきの“時間の矢はどうしても一方向に進んで行ってしまうのです”という結びが、胸に迫る。
「#本」の記事をもっと見る>> 『家庭画報』2023年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。