沖縄県読谷村(よみたんそん)にある「星のや沖縄」。ラグジュアリーを極めた施設や美食に加え、滞在を彩る特別な体験もまた「星のや」の醍醐味です。その土地に受け継がれる自然や文化に親しみ、心身をリフレッシュする……今年はそんな夏の旅へ出かけてみませんか。
全100室すべてが“オーシャンフロント”
海とともに過ごすリゾートへ
美しい自然海岸に沿って建つ「星のや沖縄」。約1kmにわたって広がる広大な敷地には、区画ごとにさまざまな植物が植えられ、散歩をするだけでも南国の空気を濃密に感じさせてくれる。 那覇空港から車で約1時間。リゾートホテルが数多く建つ本島中部に位置しながら、沖縄の原風景を残す読谷村の海岸に「星のや沖縄」はあります。
城壁のように施設を囲む高い壁は、琉球王朝時代のグスク(城)からインスピレーションを得たもの。門をくぐると南国の草花が彩る庭に出迎えられ、非日常の始まりに心が弾みます。
建物に目を向けると、客室棟はすべて2階までの造りになっています。これは、海が間近に迫る“全室オーシャンフロント”という星のや沖縄のこだわり。海風と波の音に満たされ、常に傍らに海を感じられる客室では、高層階からのオーシャンビューとはまた違った、贅沢な時間が流れます。
海と繋がるプールで
心ゆくままに過ごす優雅なひと時
水深の異なるエリアがパズルのように組み合わさったプール。海にせり出すように設けられた奥のプールは夕日を眺める特等席。 昼は青い海と空に囲まれ、夕方には沈む夕日を望み、夜は幻想的な灯りとともに満天の星空を見上げる……。1年中、24時間利用することができるプールも、星のや沖縄での滞在の楽しみのひとつです。
泳ぐのはもちろん、プールサイドでくつろいだり、ラウンジでハーブティーやスイーツを楽しんだりと、過ごし方はさまざま。海と空は時刻や季節によってその姿を変え、何度訪れても飽きることがありません。
シチリア料理のエッセンスが生み出す
沖縄食材の新たな魅力
前菜を供する器は、琉球王朝時代、大事な客人をもてなす際に用いられた「東道盆(とぅんだーぶん)」から着想を得たオリジナルのもの。ディナーは全9品のコースで1名1万5730円(17時~20時30分、税・サービス料込み)。 広々としたメインダイニングは、“琉球シチリアーナ”という独創的なコンセプトが特徴です。
海に囲まれ、温暖な気候に恵まれたシチリアは、イタリア本土とは異なる独特の食文化が息づく島。料理に海産物や柑橘類をよく使い、地理的にも文化的にも沖縄との共通点が多い地域です。旬の魚介や海ぶどうなどの海の幸をたっぷり使い、仕上げにはシークヮーサーをひと絞り……沖縄の自然が育む食材の魅力を引き出したシチリア料理は、まさに星のや沖縄ならではの味わいです。
さらに、シチリアを含む南イタリア産を中心に90種類以上のワインを取り揃え、ソムリエがセレクトするペアリングつきのコースでは、乾杯からデザートまで7種のワインと料理のマリアージュを堪能できます。
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