本日『「銀座レカン」高良康之シェフが教えるフレンチの基本』からご紹介するのは、ミニッツステーキ。ステーキといっても分厚い肉ではなく、肉叩きで叩いて薄くのばした肉を手早く焼くレシピです。背の部分であるカブリを取り除いたリブロースの芯に、エシャロット、にんにく、パセリ、タイム、生の黒粒胡椒などを乗せてフライパンへ。さまざまなスパイス、ハーブの香りや食感が口の中で弾けて、楽しいステーキです。
この材料は一例なので、お好きなスパイスやハーブでアレンジしてみてください。ミニッツステーキというネーミングどおり、その薄さゆえ一瞬で焼き上がるので、あらかじめ準備しておけばすぐに仕上げることができますよ。
【材料 2人分】
・牛リブロース肉(芯の部分)※1 2枚(1枚約60g)
・エシャロット(みじん切り) 20g
・にんにく(みじん切り)※2 1片
・パセリ(みじん切り) 5g
・タイム(粗く刻む) 4g
・生の黒粒胡椒(半割りにする) 10g
・塩、オリーブオイル 各適量
■赤ワインソース(作りやすい分量)
・エシャロット(繊維に沿ってスライスする) 45g
・マッシュルーム(スライスする) 35g
・にんにく(芯を取る) 1/2片
・赤ワインヴィネガー 50cc
・赤ワイン 500cc
・フォン ド ヴォー 400cc
・バター(食塩不使用) 30g
・塩 適量
※1 肉はリブロースのカブリを取り除いた芯の部分を使用。
※2 にんにくはオリーブ油適量に浸しておく。使用するのはここから少量。