モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ……誰もが知る巨匠の作品をはじめ、約6000点におよぶコレクションを有する国立西洋美術館。2016年にはル・コルビュジエの建築作品のひとつとして世界遺産に登録され、日本を代表するアートの殿堂として、国内外から多くの来場者を集めています。
リニューアル後の国立西洋美術館。本作では前庭にあるロダンの彫刻《考える人》や《カレーの市民》の“引っ越し”作業の様子も記録。そんな国立西洋美術館は、2020年10月、コルビュジエが構想した創建時の姿に近づける整備のために一時休館し、2022年4月にリニューアルオープンを果たしました。この映画では、休館中の美術館の内部にカメラが入り、1年半にわたり密着。美を守り、伝えようと奮闘する人たちの仕事と情熱に迫ります。映画には
家庭画報.comのアート連載でもお馴染みの、パリ在住の美術展プロデューサー・今津京子さんも登場。
絵画のメンテナンスを行う様子。華やかな展覧会は美術館の活動の一部。表に出ることの少ない研究機関としての一面にもフォーカスする。文化施設をとりまく状況が厳しさを増す中、行政が抱える難問をどう解決するのか、また美術館とはどうあるべきなのか……。監督を務めた大墻 敦(おおがき・あつし)さんは、美術に真摯に向き合う人々の姿から、日本の美術館・博物館の課題と将来像についても思いを巡らせてみてほしいと話します。
美術館の「本当の姿」を映し出すドキュメンタリー。アートの見方をがらりと変える1作です。
わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏
日本/105分/ドキュメンタリー/DCP/©️大墻敦
製作・監督・撮影・録音・編集:大墻 敦 録音・照明:折笠慶輔 録音:梶浦竜司 カラーグレーディング:堀井威久麿 音楽:西田幸士郎 演奏:閑喜弦介(クラシックギター)、 多久潤一朗(アルトフルート) 音楽録音・リレコーディング:深田晃 技術協力:KIN、大石洋平、宮澤廣行 協力:国立西洋美術館 配給・宣伝:マジックアワー
2023年7月15日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
作品情報、上映劇場の情報は公式サイトをご確認ください。
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