心をストレスから守って元気に！ 精神科医Tomyさんが実践する「気にしないコツ」

教えてくれたのは
精神科医Tomyさん日本精神神経学会専門医。Twitterでの投稿が「気持ちがラクになる」と反響を呼ぶ。著書に『精神科医Tomyの気にしない力』（大和書房）他。Twitterアカウントは＠PdoctorTomy

イライラ、モヤモヤを脱してストレスの少ない日々に！

「気にしないことは人生を思いっきり楽しむために必要よ。あらゆることが気になりすぎて、ストレスをため込むと元気でいられなくなるわ」と、精神科医Tomyさん。


気にしすぎると何をしていてもそのことが頭から離れず、ストレス状態が持続。イライラ、モヤモヤして楽しいことにさえ集中できません。

「実はアテクシは元々、気にしすぎるタイプ。飛行機に乗るとき『落ちたらどうしよう』とか考えちゃうの（笑）。こんな感じで未来への不安や過去への後悔の念はみんな大なり小なりあるもの。でも、気にしすぎて、現在の時間を楽しめないなんてもったいない。気にしすぎると心はすり減るように疲れていくの。『気にしないコツ』を心得て、心をストレスから 守って元気になりましょう」

気にしすぎをやめる第一歩は「今のことだけを考える」こと。できることから取り入れてみては。

目指せ！気にしない人。余計なことがきにならなくなる6つのコツ

1）明日でいいことは今日しない
できることは今日するようにした 結果、明日はさらにやるべきことが生まれるのよね～。だからアテクシはあえて明日でいいことは今日しない。今日やるべきことだけきっちりやるわ。2）今のことだけ考える
気にしすぎな人は、未来への不安や過去への後悔の念を常に抱えて現在していることをおろそかにしがち。今のことだけに集中すると余計なことを考えないようになるわ。

3）予定を立てることで「心配する日を決める」
未来への心配が多い人にはスケジューリングが有効よ。たとえば、メールの確認。絶対にメールが届いているタイミングまで確認しないのがポイント。「まだかしら」とソワソワすることが防げるわ。

4）「気にする自分」を気にしない
小さいことが気になってしまう自分のことを気にしないで。気にしすぎちゃいけないと思うほど、気になってしまうこともあるのよ。「ちょっとラフに考えるようにしよう」くらいでOKよ。

5）心配は的外れだと知る
超心配性なアテクシ。過去の心配ごとを振り返ってみたわ。どれくらいその心配が現実になっているかしら……って、ほとんどが取り越し苦労よ。それを知るだけでもラクになれるの。

6）頼まれごとは、基本断る
気が進まない頼まれごとはお断りよ。断るだけで嫌われるなら、その人とはそれまでの関係。でも「この人の役に立ちたい」「やってみたい」というときは、引き受けてもいいかもね。