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レシピ

まるでひとひらの桜の花びらのよう! 繊細で美しい春の和菓子です

2018.03.31

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【作り方】
17:練りきり用の求肥を作る。上白糖はふるっておく。片栗粉はバットにふるっておく。

18:耐熱ガラスのボウルに白玉粉を入れ、水の半量を加えてダマができないようペースト状になるまで混ぜる。残りの水を加えて溶きのばし、上白糖も加えて混ぜ合わせる。ラップをかけず電子レンジ(600W)で20秒加熱し、へらで混ぜながら上白糖を溶かす。

19:さらに1分、1分と加熱しては取り出し、上下を返す程度にへらで混ぜる。全体につやと透明感が出て、コシのある状態になるまで加熱する。季節や作る日の気温などによって、加熱時間の調整が必要。コシが足りないようなら追加で10秒ずつ加熱してようすを見るようにしてください。


『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

20:水飴を加えて、しっかり混ぜ溶かす。混ぜ始めはバラバラと分離したようになるが、混ぜているうちに、もとのコシのある状態に戻る。

21:片栗粉をふるったバットに求肥を取り出し(写真上)、上から茶こしで片栗粉をふるい(写真下)、粗熱を取る。求肥の完成。でき上がり約140グラム。冷凍保存も可能です。その際は、使いやすいように少量ずつに切り分けてクッキングシートで包み、さらにラップで包むこと。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

22:練りきり生地を作る。耐熱ボウルに白こしあん300~320gを入れ、キッチンペーパーでふたをして電子レンジ(600W)で加熱する。これは白こしあんの水分をとばし、「火取りあん」にする作業。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

23:一気に加熱せずに1分30秒、1分30秒とそのつど混ぜながら加熱し、ボウルの水滴をまめに拭きとる。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

24:その後は1分ごとにようすを見ながら加熱する。手につかないくらいのほっくりした状態(粉ふき芋くらいの状態)まで水分を飛ばす。加熱時間はあんに含まれる水分量や季節により異なります。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

25:24の火取りあんから280gを計量して、別のボウルに取り出す。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

26:あんが熱いうちに求肥28gを加える。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

27:求肥がよく混ざるよう、ていねいに練り混ぜる。求肥が固い場合は、電子レンジで10秒ほど加熱して扱いやすくします。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

28:ボウルから生地を取り出し、水で濡らして固く絞ったさらし布巾の上や、作業台の上で軽くまとめる。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

29:親指大にちぎって広げ、粗熱を取る。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

30:ちぎってはもんでまとめる作業を、生地が完全に冷めるまで3~4回繰り返す。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

32:空気を含んで、白くなめらかな生地になるまでもんで、まとめる。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)

 

33:32をラップで包み、冷蔵庫で冷やしておく。練りきり生地の完成。でき上がり約300g。

※生地が固めにできてしまったら、29の作業で生地を大きめにちぎり、やわらかいときは小さめにちぎって分け、30の作業を繰り返しましょう。
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