2024年に生誕140年、没後90年を迎える画家、竹久夢二の大回顧展が京都の福田美術館で開催中です。
(左)うりざね顔に大きな瞳、儚げなまなざしが印象的な夢二の美人画は「夢⼆式美⼈」と称された。《⻑崎⼗⼆景 ⻘い酒》1920年頃 (右)音楽の造詣が深く、作詞のほか楽譜の表紙も手がけた。《中⼭晋平曲「童話⼩曲」第⼗五集原画》1930年夢二といえば、儚げな女性を描いた美人画が有名ですが、小説の挿絵や日用雑貨のデザイン、音楽の分野でも活躍した多才な人物。
本展では代表的な美人画をはじめ福⽥美術館が所蔵する国内有数のコレクション約230点を紹介し、現代に通じる「カワイイ」カルチャーの元祖ともいえる、夢二のマルチな才能を解き明かします。
ファンならずとも欲しくなる展示会グッズが目白押し。愛らしい箱に入った色とりどりの金平糖はプレゼントにも最適。1箱680円。レトロポップな展覧会オリジナルグッズも本展のお楽しみ。大人も子どもも楽しめる夢二の世界にどっぷりと浸ってください。
「生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」
2023年7月14日(金)~10月9日(月・祝)
※8月29日は展示替えのため休み。
福田美術館
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
10時~17時(最終入館16時30分)
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