『家庭画報』4月号のファッション特集「今、輝く男性が着るパリ&ミラノコレクション」にご登場くださった俳優の竹内涼真さんは、かつてプロサッカー選手を目指していただけあって、運動神経抜群。
この日の撮影でも、ドラマ『陸王』やソフトバンクのCM同様、アスリートのようなキレのある身のこなしが光りました。
巨匠・篠山紀信さんの前でも臆することなくハキハキと話す姿は「好青年」という言葉がぴったり。ここでは本誌には収録しきれなかった話をご紹介します。
島旅にインスピレーションを受けた春夏コレクションのアイテムはゆったりとしたシルエット。モヘア製ジャケットは前後で色が切り替わるデザインでフロントがネイビー、背中がグレー。「着て動くと、仕立てのよさがよくわかります」と竹内さん。ジャケット36万3000円 シャツ10万7000円 Tシャツ7万4000円 パンツ10万7000円 サンダル11万3000円/すべて ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)映画『センセイ君主』の月川監督は乙女心のある人
取材をした日は、主演映画『センセイ君主』のクランクインから間もないタイミング。そのロケで感じたことをいろいろと話してくれました。
「マンガが原作なので、普段の生活ではいわないようなセリフが出てくるんですが、それがいいところでもあるんですよね。だから、そういうセリフにいかに気持ちを込めていえるかが大事だと思っています。
でも、演じるのが生身の人間である以上、原作そのままにやるとうまくいかないときもあるので、マンガ独特の表現に縛られすぎないようにも気をつけています。現実とマンガの世界の狭間で、映画を観てくれる人が『いいな』と思うところを見つけてやっていければ面白くなるのかなと思います」。
今回初めて一緒に仕事をしている月川翔監督とヒロイン・浜辺美波さんの印象も伺いました。
「監督はとても乙女心のある方で、スクリーンの前に座るお客さんの目線でいつも考えていて、すごいなぁと思います。僕が出したアイディアも受け入れてくださるし、これからもいっぱい話し合っていきたいです。リハーサルを入れてもまだ数日しかご一緒していませんが、もっと長くご一緒している感覚です。
浜辺さんは素晴らしいです! いろんな表情を見せてくれるんです。一緒にやっていてすごいと思うし、見ていて面白いですね。まだ17歳ですよ? 僕ももっと頑張らないとなと思わされますね」
月川監督と浜辺さんを手放しで称賛する竹内さんは、本当に嬉しそうでした。