新「軽井沢」で楽しむ夏 第22回(全25回) 古くから、文化人、芸術家、財界・学会などの知識人に愛され続けたこの地では、住民の見識・美意識が高く、“本物”しか残らない文化があるといわれます。本物の軽井沢文化を担う住み手の暮らしを追いながら、名門避暑地たる所以を探りました。
前回の記事はこちら>> 軽井沢通に聞く「私の“本物印”軽井沢」
軽井沢ライフを豊かにする憩いの場やアートスポット、美味処などについて、『家庭画報』本誌ゆかりの軽井沢通に伺いました。
ルヴァン美術館 副館長
木田三保さん
1997年から携わっている「ルヴァン美術館」で、来館者や開催している各種コンサートに足を運んでくださるみなさまが、思い思いに憩いの時間を過ごされているのを見るのは嬉しい限りです。私自身も親戚や友人たちとのゆっくり、のんびりした時間を大切にしています。
「東間」さんのお庭の席で、大好きなおそばをいただくのもほっとできるひととき。緑深い自然を身近に感じられる軽井沢の夏の気持ちよさは格別です。
ルヴァン美術館長野県北佐久郡軽井沢町長倉957-10 TEL:0267(46)1911
(開)10時~17時(入館は閉館の30分前まで、6月中旬~11月初旬開館)
水曜休館(祝日の場合は翌日、8月1日~9月15日は無休)
「東間」の庭席にて、「もりそば」(950円)と、名物の「ごぼうのから揚げ」(1100円)、一番人気の「だし巻玉子」(1100円)。撮影/本誌・坂本正行石臼挽き蕎麦 東間(とうま)長野県北佐久郡軽井沢町発地1398-58 TEL:0267(44)6566
(開)11時~14時30分(LO)、18時~20時(売り切れ次第終了)
火曜定休
取材・文/露木朋子
『家庭画報』2023年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。