著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』と、その漫画版『マンガでわかる 発達障害の僕が羽ばたけた理由』がKADOKAWAより発売中。 ――それは、いつ頃から思い始めたことですか？
「舞台をやるようになってからなので、まだ2、3年くらいのことです。自分に余裕がないとできないことだと思うので、たとえ時間がかかっても、その前に自分の役者としてのポジションを安定させたいです。僕はフィールドが違う仕事への切り替えが上手くないので、その現場に合うような仕事のやり方も研究しなきゃと思います」
――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
「『テイクミーアウト 』は、ひとことで言えば、価値観を問われる作品だと思っています。その価値観は差別にも繋がっていて、たとえば僕の役シェーンは完全なる差別主義者で、僕は彼が言っていることが正しいとは全く思えないんだけれども、シェーン自身は自分の価値観は常に正しいと思っている。この作品には、そんなふうにそれぞれの価値観を持った色々な人種や立場の人が出てくるので、どの人物の視点で見るかで見え方や感想も全然違ってくると思います。ぜひ何度も観てこの作品の世界観を味わって欲しいなと思いますし、もし自分が同じ立場だったらどうするだろう？と考えてもらえたら嬉しいです」
※サイン入りチェキのプレゼント応募は、申し込みを締め切りました。 栗原 類／Louis Kurihara
モデル・俳優
1994年、東京都出身。中学生のときにファッション雑誌『MEN'S NON-NO』『ポパイ』などで活躍。高校在学中にバラエティ番組に出演するようになり、注目を集める。最近の主な出演作は、舞台『春のめざめ』『気づかいルーシー』、映画『「お江戸のキャンディー2」ロワゾー・ドゥ・パラディ（天国の鳥）篇』など。
2016年12月のDDD青山クロスシアター公演より。撮影／岡 千里シーエイティプロデュース『テイクミーアウト 2018』3月30日～5月1日／ＤＤＤ青山クロスシアター 全席指定／8800円 お問い合わせ／チケットスペース 電話03-3234-9999
作／リチャード・グリーンバーグ 翻訳／小川絵梨子 演出／藤田俊太郎 出演／玉置玲央、栗原 類、浜中文一、味方良介、小柳 心、陳内 将、Spi、章平、吉田健悟、竪山隼太、田中茂弘
http://www.takemeout-stage.com/ 
