〔特集〕新時代の王室を祝い、活気ある街を旅する 新しい英国 2023年5月6日、エリザベス女王のとき以来70年ぶりに戴冠式が行われました。新国王チャールズ3世誕生に沸くイギリスで、王室ゆかりの場所と、ロンドンから少し足を延ばして訪れたいマナーハウスへご案内します。
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英国王室御用達の名店へ
エリザベス2世が愛したバラとスミレのチョコレート
シャボネル エ ウォーカー(Charbonnel et Walker)
手前から、バラとスミレのチョコレート25個 40ポンド、ピンクとミルクのシャンパーニュトリュフ40個 58ポンド。奥の箱はチャールズ3世の戴冠を祝して、イギリスの草花が描かれた限定品。 ロンドンで最も古く、ヴィクトリア時代の意匠が残るロイヤルアーケード。その入り口にあるチョコレート店は、パリでショコラティエをしていたシャボネル夫人と、ロンドンで宝石や帽子の箱を作っていたウォーカー夫人の2人が、当時の国王エドワード7世の後援を受けて1875年に創業しました。
エリザベス2世はバラとスミレの香りのチョコレートをことのほか愛し、常にバッグに忍ばせて、疲れたときに口にしたといいます。 円形の箱にリボンをかけた美しいパッケージは、贈り物やお土産にはもちろん、ウェディングやパーティのテーブルのセンターピースとして買い求める人も多いそうです。
本店では好みのものを選んで購入可能。
One The Royal Arcade, 28 Old Bond Street, London W1S 4BT
TEL:+44(0)20 7318 2075
(営)10時~18時30分(日曜は12時~17時30分)
無休
※次回に続く
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